あの手この手で資金集めに奔走するのでありますが、やはり以前、述べたイベント出演によるギャラ、ご祝儀というものがやはり金額的にも確実性の点からも手堅く、イベント営業が中心になります。まあ、しかし読者諸兄の中には刺激的なネタを求めてらっしゃる方もおられるかと存じますが、無論、書けない事も多々ある訳であります。
あくまでも違法行為はなかった事を強く申し述べた上で差し障りのないユニークな集金方法を一つ、ご紹介申し上げ、営業部ネタは一旦、お開きとさせて頂きたく存じます。
これは商法改正以前のお話であります。ある幹部、5年後、10年後の應援團を考え、様々な布石を打つには相応の費用がかかる現実に直面し、金策に沈思黙考致しておりました。ここである我が團の後援団体の方と食事をする機会がありまして、耳寄りな情報をゲットします。
東証一部に上場している様な大企業では企業活動に必要な様々な情報を総務部が収集しており、有益と判断された情報誌等は買い取って下さるというものであります。
まだまだ世間を知らぬ学生でも知っている様な超一流の企業の方が会って下さるか、甚だ疑問ではありますが、行動あるのみとばかりに電話をかけまくったところ、意外な事に大抵の企業は会って下さいます。
指定された日時に社に赴くと、待合室の様な所に通されますが、そこには先客がおられ、順番待ちであります。流石に学ラン姿はその中でも目立ちますので、待っている方から声をかけられ名刺交換致しますと「宗教法人○○の会」「大日本△△会」「◇◇政治経済研究所」といった方々でありまして、アポを取ってみたものの、先行きに不安を感じざるを得ません。
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会広報委員会