浮気不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。
*2025年7月の記事に具体的事例を追記して更新しました。
不倫者は自分以外に被害が及ぶことは避けたいのが常
たとえば、
〇不倫相手に矛先が向かうこと。妻が不倫相手に会いに行ったり、慰藉料請求をしたりすること。
〇自分の親兄弟や交流のある知人に知られること。会社に知られること。
〇酷いパパだと子供に嫌われること。子供と遊べなくなったり会えなくなる不倫者もいる。
〇SNSで暴露される、醜態をさらされること。
浮気不倫している夫(妻の不倫の場合妻)たちの本音を聞いてきたなか、実際こんなことを言った不倫者たちがいました。
〇夫婦でもめていたなか、「いくら何でも彼女は関係ないだろっ!なんでそんなことをするのか!?まじ引くわ。」
〇「親に言ったのか!?親にまで言うことはないだろうが!」
〇「会社に知られて俺はやめるしかない。全部おまえのせい!」
〇「彼女に何かしたらただじゃおかない!俺は彼女を守る。」
〇「次に何をするつもりなんだ。まじ怖いんだけど!」
〇「彼(妻の不倫相手)にそこまでする(した)あなたとはもう無理、やっていけないわ。」
ほんと、こんな言葉を吐く限り、悪いと心底思っていないし、不倫をやめる気もないでしょう。
まじ怖いのはあなた(不倫夫)なのに、こんな人とやっていけないのはこっちなのに、よく言うわ。
じゃあ、なぜあなたは不倫をしたのか。
それに誰と不倫したのか。
不倫がばれてもなぜやめないのか。
それとも別れたい相手に関係を強要していたのでしょうか。
浮気、不倫というものを軽く考えている。
された妻、子供に思いやりがない。誠実さもない。
他の人と恋愛するのも、性行為に及ぶのも、言うほど罪悪感はないのです。
どれだけの嘘をついて裏切ってきたか理解できない。
どれだけ妻や家族の平穏な生活を侵害していたかもわからない。
この程度のことで!?と思っている。
上記の行動で不倫が終わる決定打に誰しもなるとは言えませんが、その個々の不倫者にとって避けたいこと、懲りることがないと自覚モードの道に入らない人たちです。
多くの不倫問題にかかわってきたなか、不倫問題は夫婦二人だけでは解決できそうもなくて身内など第三者を巻き込んだほうがいい場合もあります。
その行動の是非は夫婦を取り巻く環境、状況や経緯次第なので慎重な対処が必要ですが、不倫相手を巻き込むことは(例外はあります。そしていつ行動を起こすかのタイミングがありますが)、相手が共同不法行為の片棒である限り見逃してはなりません。
