コロナ禍で立ち食い蕎麦屋さんの経営も圧迫。

2011年11月。渋谷東急本店の前に1号店をオープンした「十割蕎麦 嵯峨谷」。十割蕎麦の〝もりそば〟が350円。この驚異的な価格であっという間に10店舗オープン。ところがコロナの影響で5店舗閉店。1店舗復活。現在は、渋谷、浜松町、神保町、池袋、秋葉原、神田小川町の6店舗で営業。

今日は何にしようか。もりそばと(小)あじ御飯セット(630円)がいい。

入口の横にある電動の石臼製粉機。これで製粉し、当日中に製麺。挽き立て、打ち立て、茹で立ての三立てだ。但し、打ち立ては厳密に言うと最新の押し出し式の製麺機を使用することで、十割そばの機械打ちをしている。

券売機でチケットを買うと、あっという間に呼び出される。

麺は、蕎麦の風味を出すために幅の広い平打ち麺にしている。十割蕎麦は小麦粉のつなぎを使わないために押し出し式の製麺機での機械製麺が難しいと言われていたが、最新式の製麺機はそれを可能にした。

名物のあじ御飯。旨い。

喉越しもよく、コシもある。水回しに企業秘密の〝水〟を使用。旨さの秘密はこの水にもあるかも知れない。

アルコールの販売も禁じられている今日。どうか美味しくて安い蕎麦提供に頑張って欲しい。

 

【お店へのアクセス】

 今回は、通勤定期券の範囲内なのでシルバーパスは使用せず。