JR秋葉原駅を出て昭和通りを渡る。上野方向に向かって歩いて6分。「岡埜栄泉」の先を三井記念病院の方へ右折すると目的の蕎麦屋「二葉」がある。今回は、都営地下鉄「岩本町」から歩いたので徒歩11分。シルバーパスで交通費が無料。時間と徒歩の距離が多少かかっても仕方ない。

 

 「二葉」の創業は昭和41年(1966年)だから55年経つ。

二葉で圧倒されるのはトッピングの天ぷらの種類の多さ。これでも昔に比べたら多少淘汰されてるかも知れない。

 

 

 幸いなことに苦手な券売機はなく、感染症対策のビニールシート越しに店員にオーダー出来る。

しかし、ここではたと困った。ホントは、月見そばの上に天ぷらをトッピングしたかったが、玉子うどん(350円)はあるが「玉子そば」の文字が見つからない。きっと玉子そばと言えば350円でオーダー出来たろうに、その時は思いつかなかった。天玉そば(430円)はあるがかき揚げは「アサリかき揚げ」(160円)と心に決めていたので、生玉子にせず半熟玉子(70円)にしてしまった。不甲斐ない。

そんなことで

かけそば(290円)+アサリかき揚げ(160円)+半熟玉子(70円)+にんじん天(100円)

をオーダーした。

 中央にそびえ立つ巨大なにんじん天。横にアサリかき揚げが鎮座まします。半熟玉子はまるごと天ぷらに挟まっている。この圧倒的ボリュームが食欲旺盛な男性客の胃袋を十分満たしてくれる。

 

 

 蕎麦は立ち食いの定番。茹で麺である。七味唐辛子をたっぷり振り掛け、ダシの効いた熱いつゆに沈める。天つゆに浸け溶けかかった天ぷらを蕎麦と一緒に居の中に掻きこむ。これが立ち食いソバの醍醐味だ。

 

 

 老舗蕎麦屋の海老天そばも好きだが、立ち食いソバのかき揚天そばは、店によって食材に特徴がある。王道であることに間違いはない。

 

【お店へのルート】

 東急バス(黒02) 二子玉川駅⇒目黒駅前

 都営三田線   目黒⇒神保町

 都営新宿線   神保町⇒岩本町