7月に行われた高3生の代ゼミマーク模試の結果が返ってきました。

 厳しい結果だった生徒はなんとかフォローしてあげないといけないなと思っています。夏休み前の模試はどうしても浪人生が強いです。1年以上のアドバンテージが浪人生にはあるのであたりまえですよね。現役生が伸びるのは夏です!!結果は結果として受け止めて、気を引き締め直して頑張ればいいだけのこと。むしろいい結果をとって油断する方が怖いです。皆、7月の頃よりも確実に伸びてるから大丈夫ですよ!

 夏以降、理科ができないと言ってくる高3生が増えました。理科、社会は短期間で伸ばすことのできる科目です。苦手意識で固まった脳みそをちょっとやわらかくしてあげて、簡単な問題から解き始めてみてください。きっと、受験をする頃には心強い武器になってくれてるはずです。
 先日、県立高校普通科に通う生徒の保護者の方から当ブログ宛てにメッセージを頂きました。

 メッセージを頂いた事をブログで書く承諾をえていませんので内容は詳しくは書きませんが、今の高校の指導方針に疑問を持っているとのことでした。保護者のなかにも大野先生や私と同じ考えの方がいらっしゃるという事が分かり、うれしく思い、なによりホッとしました。おかれている現状が正常なものであるかどうかというのは、意外とその当事者(生徒、保護者、教師)であるからこそ気付きにくいものです。特に、延岡市のどちらの高校も同じような状況にあるので、それだけで「高校とはそういうもの」という考えが出来上がってしまう可能性があります。長い間続いてきた「伝統」というのはまさにあたりまえのものとして現場に染みついてしまっているのです。でも、外の目からみたらこれほど自由のない高校生活は生徒がかわいそうでなりません。睡眠を削って、課題の山に立ち向かって、かといってそれで大学進学実績があがっているわけでもないのですから。

 生徒、保護者、教師の当事者3者全てが疑問を持つようにならなければ現状は変わりません。どうか、どうか一日でも早い改善を願うばかりです。
 県立高校名物の朝課外ですが、例えば高3生の場合、朝の7時半からマーク模試(もしくはセンター過去問)を解かせてどういうつもりなのでしょう。ただでさえ頭の働かない時間帯にボーっと解いてるだけになりそう。そして答えをもらってマル付けして終わるだけ。頭がしっかり働いているときでさえ解き切るのが難しいマーク形式の問題を、朝一から解かせることに意味があるのでしょうか?

 もっと違う方向で朝課外を使えませんかね?もちろん、一番いい方法は朝課外を廃止する事だと思います。ですが、きっと現状では「伝統」が邪魔して無理でしょう。ならばその内容を少し変えてみてはどうかという提案です。 

 目が覚めて朝一にする勉強として適していると思われるのは、簡単な計算問題やちょっとした小テストです(こんなことはどんな本にも書いてあるだろうし、先生方もご存じかと思うのですが・・・)。朝は脳を目覚めさせてあげる課題をするだけでいいのです。つまり、脳のラジオ体操をする。そういう方向性に持っていければ朝課外も少しは意味があるものになるのかなと思います。

 例えば百マス計算(百マス計算自体も今は賛否両論あるようです。とにかく計算力が向上する何かであればいいと思います)。これは5分もかかりません。百マス計算なんて小学生がやるものだ、という批判をもらいそうですが 笑。でも、生徒の解答の様子を見ていると、計算ミスや計算スピードの遅さが随分と成績向上の足を引っ張っているなと感じます。単純な掛け算や割り算のミスが後を絶ちません。

 あとは英単語テスト。100問くらい解いたとしても1問2秒だとして200秒、これも5分かかりませんね。明日の朝に単語テストがあるとなれば寝る前に単語帳の確認くらいするでしょう?暗記モノは睡眠前がいいといわれています(ただし、これは現在の宿題の量を減らすことが前提です。今の宿題の量に加えて単語テストの勉強までさせられたら・・・考えるだけでも恐ろしい)。大学受験用の単語帳をみてみると、大体2000語くらい載っています。2000語ということは、1日100語すれば1ヶ月で1周できます(1日100語は最初は大変ですが、単語の暗記はダラダラするより1冊を浅く何回も通った方が定着すると思います)。そうすると1年で10周はできるかな?それを3年間続ければ単語に関しては問題ないでしょう。3年生になる頃にはほとんど覚えてしまっているでしょうから、単語の勉強に時間を取られるという事もなくなるはずですし。毎朝忘れていないかどうか確認するだけで済みます。

 上記の計算と単語テスト。あわせて10分。マル付けまで入れても15分かかりません。朝一でするとしたらこの程度が適当ではないでしょうか。目覚めたばかりの脳に難しい事をさせても捗りません。単純な事をして、脳におはようを言ってあげる事の方がよっぽど重要。さらに、10分で済むとなれば、始業時間が8時半として登校時間も8時以降に設定できます。

 どうでしょうかね、このプラン。まぁ、どうせ教育関係者はこんなブログ読まないだろうし、僕の勝手な妄想です。現実は厳しいけど、妄想は楽しいね 笑。



※なぜ、計算と単語テストを選んだのか?
勉強を進めていく上で、おそらく多くの人が計算力と単語量の無さに悩まされます。数学や理科系の科目では本当に嫌になるほどめんどくさい計算をさせられます。また、英語学習にしても知らない単語が多すぎると、単語の意味を調べるだけで何時間もかかってしまいます。つまり、計算力と単語量があるのと無いのでは、勉強の効率が段違いに変わってくるのです。

※暗記モノなら英単語テストに限らなくてもいいのではないか?
確かに高校の教科には暗記しなければいけないものがたくさんあります。国語、理科、社会。でも、あれもこれもやちゃだめです。手の出しすぎはそれぞれの定着率がさがるので逆に意味がありません。もし、英単語以外にどうしてもというなら、英熟語・漢字・古文単語くらいかなぁ?って、ほら色々欲張りたくなっちゃうから、英単語なら英単語!!って決めて他には手を出さないようにする方がよっぽどいいかと思います。