テレビが暑いよ暑いよと警報していて

どこに居てもどうせ暑いなら☆ と出かけることに決めた♪

 

今日は札所1番さんから3番さん・・・行けたら4番さんまで

順番に通して歩くとしよう

 
秩父札所は 2年後の総御開帳を控えて
少しずつ準備 整備が進んでいる
 
こんなん始まった ↓

 

カワイイ~~~♪

 

と萌えつつ 御朱印も散華もいただかないつもりだけど(!?)

先日札所でご一緒した方が 納経されていたのを見て

私も これからは納経だけはしようと思ったん

 

 

バスで札所1番へ向かう

車窓から見える山々は 緑を通り越して青黒く 眩しさで見ていられないほどだ

山を眺めようとバスの右側の席へ座っていたのを

途中で日の当たらない左側へ移動した


 

札所1番 四萬部寺(しまぶじ)

 

手水舎で ご住職さんかなあ? 作業をされていたので

手を合わせるだけして 中へと進む

 

「御朱印受けられますか?」と聞かれたので

「いえ お参りだけします あとでストラップを買います」と伝えたよ

 

小さく鐘を撞く

ろうそくをあげてみた 線香はあげなかった

 

 

境内は 全体に威厳のある雰囲気で

本堂がどっしりとしている さすが1番☆

それでいて温かみがあって

靴を脱いで 中へ入ると とても落ち着くんだよ

 

1人でゆっくりお参り

 

納札はしないでいいや

心の中で願えばきっとわかってくれるんじゃないかな 観音様ともなれば

 

さあ プリントアウトしてきた般若心経を唱えて納経

ちょっと間違えたけど きっと許してもらえると思うから気にしないことにする

 

 

 

観音堂の横にある 施食堂

眩しい青紅葉

光が溢れている境内というのもいいね

 

 

彩を添えている紫陽花は 清楚なものばかりで

ちょっと厳かな境内に合っていた

 

ストラップを買って

1番さんをあとにする

 

 

さあ 札所2番 真福寺(しんぷくじ)は 山の上

道しるべ石や 『巡礼道』の札を頼りに 迷うことなく

日傘をさして歩いて行く

 

そういえば 秩父で散歩をしているおばあさん(おじいさん)たちに薦めたい!

ちゃんと内側が黒くなっている日傘は 本当にいいよ!

 

 

だんだんと山道に入っていく

 

 

緑の中に ひっそり咲く花たち

 

 

景色の開けたところに出ると

 

 

蓑山(美ノ山)が見えた♪

 

水を飲んで一息入れる

 

ああそうだよね マタタビの白い葉の季節だ

 

 

この前は キンモクセイの季節に来たんだった

秋もお花がたくさん咲いてたなあ

 

初夏は白い花が多い ドクダミ アカショウマ

 

草の合間に パイ生地のような片岩が見られるのが 2番さんまでの道

 

 

よいしょこらしょと 登り詰めたら

汗をじっとりかいて到着☆

 

水道があるので清めて

石仏たちに挨拶しながら

本堂までの崖も綺麗だなあ と石段を上っていく

 

 

彫刻や透かし彫りが見事なお堂だ

 

 

では お参りして 納経

誰も居ないから大きな声で唱える

 

 

ベンチに座って お堂を眺める

おやつを口の中へポイ

スポーツドリンクが美味しく感じるよ

 

ちょっとの休憩だけで 元気が出るもんだよな

 

では3番さんへと 山道を下ろう

 

ドクダミと ホタルブクロの山道になった

 

 

 

そうそう この古木に見とれて 前回は巡礼道を見逃したんだった

 

 

 

道の反対側に 江戸巡礼古道への入り口がある

古道の細い道はちゃんと草が刈られてあった(蛇は出そうだった)

 

私は 今日も古道には進まないで そのまま舗装道を進む

なぜなら

 

 

 

ここに来たかったから♪

 

 

前回 間違ったおかげで 綺麗な小滝の沢に着いたんだ

今日は暑い中 ここに来たかったんよ

 

 

 

 

軽トラックで通りかかった男性が

「ここは涼しいでしょ ゆっくりしていって」

と声をかけてくれた

 

沢沿いには 涼しい風が渡る

水辺は気持ちがいい

 

 

さあ 先へ進もう

 

片岩を流れる川

 

 

綺麗だなあ

 

ユキノシタの群生

 

 

川沿いの道を下っていくと

片岩とは違うような ぐちゃぐちゃの岩壁がある

 

 

岩壁の前のお宅で 秋に見事に咲いていたキンモクセイは 今はそれと気づかない風情で青々としていた

 

この先に観光トイレがある

お借りして

熊鈴もはずしたよ

 

 

山を下りると 暑さが厳しくなってきた 照り返しもムンムンだ

バス通りを渡り 横瀬川を渡り

札所3番 常泉寺(じょうせんじ)に着いた

 

ベンチに荷物をおろして

お参りをして

納経をしているときに ちょうどお昼のチャイムが聞こえてきたよ

 

12時21分のバスはやめて 次の14時前のバスにしようかな

そしたら 4番さんまでお参りできるぞ

 

一息つきながら

観音堂から眺める高篠山(丸山)がとても美しくて

ああ さっきまであの山の裾あたりに居たんだなあ・・・とカメラを取り出そうとして

気づいた!

 

途中のトイレに カメラを置き忘れたことを・・・!!

 

ああああああ・・・・・

 

戻るしかない と意を決する 

行きつ戻りつ これが人生 エンジョイ巡礼

 

というわけで 紫陽花の名所3番さんでの写真はありません(涙)

紫陽花はね だいぶ剪定されたらしくて これまた今日の暑さで葉もくったりして

あまり咲いてなかった

 

さて今度は上り坂 上り下りで見える風景が違うので

あれ? こんなとこ通ったっけ? と思ったりする

トイレどのあたりだっけーー?

1.5キロくらいかな?

戻ったトイレには ちゃんと鏡の前にカメラが置いてあったよ☆

 

一度髪の毛をほどいて頭を水で濡らして 結わき直して 手ぬぐいも濡らして絞って首に巻いた

ここからは3番さんには戻らず

直接4番さんへ向かうよ

途中の道しるべ石にも 4番さんの案内もちゃんとあった

 

裏通りの住宅街は 古いりっぱな病院のお宅や 祠とご神木など 目を見張るものがあった

庭掃除をしていた女性に

「この木は何の木なんですか?」 と訊ねたら

「ケヤノキだよ」と教えてくれた

ケヤキのことを 秩父ではケヤノキというんだね

 

 

ところで 4番さんの前に お昼を食べなきゃ

三和さんというお店があって

やってるかな? と覗くと ランチ営業中だった

夜は割烹料理のお店みたい 格式を感じる店構え

私が入ると ちょうど前のお客さんが2人出ていくところで

お店は私だけになった

ひゃー 冷房ー

 

カウンター席にて

おすすめの つけ汁蕎麦にした♪

 

 

つけ汁が具沢山で 豚肉と季節の野菜がたっぷりだ

生き返ったよー

ごちそうさまでした

 

 

お店を出て

30分でお参りできるかな?・・・と とりあえず向かう

 

札所4番 金昌寺(きんしょうじ)

 

 

今日は 楼門の2階の石仏がよく見える

眩しい季節は

境内がこんなに鮮やかで明るいんだね

 

 

私のイチ押しイケメンズ

 

 

山門をくぐれば

びっくりするほどの石仏が出迎えてくれる

 

 

まずはお参りと納経を・・・ と観音堂へ

 

 

『施無畏』は『せむい』と読んで 意味は恐れや不安を取り除くことで

観音様のことをそう呼ぶんだって

 

お参りと納経を

 

 

観音堂の前には

そう

あの慈母観音様がいらっしゃる

 

この表情が撮りたかったんだ

 

 

反対側から撮ってみたら

あれ?

なんか表情が違ってる

 

 

赤ちゃんも おっぱい飲んでないし そっぽ向いてるし

初めて気づいたよ(笑)

 

 

それにしても 美しい石像だなあ

 

と ここで 時計を見てみたら

バスの時刻まで あと5分!!

 

やばいやばいと 慌てて礼をして 忘れ物が無いか見まわして

駆け足でバス停まで急ぐ

バス停がすぐ見つかってよかった めずらしく時刻通りバスが来た

セーフセーフセーフ

 

日の高いこの季節は 山影のお寺さんがとても明るいということがわかったよ

また来よう 慈母観音も奥の院もその他も またゆっくり見よう

 

今日もよく歩いた 本当に歩いた

楽しい巡礼だった