6月に 「中止にする」 と決定した

『龍勢祭り』の 龍勢打ち上げ

 

 

ここは 秩父吉田

 

 

小山の麓あたりに見えるのが

龍勢の発射台です

 

 

 

 

発射台の手前で おじいさんから

「あれ? さっき追い越した人かね?」

と声をかけられました

 

龍勢会館のバス停から歩いてくる途中で

「そうだ ウエストポーチに熊鈴つけよう」 と

立ち止まっていたときに

後ろから来た自転車のおじいさんでした

 

「滝を見に来ました」 と言うと

おじいさんは 親切に 滝への行き方を教えてくれて

「足元が悪いから気をつけて

ここは熊はいないから 大丈夫だからね」

と言ってくれました

 

秩父の地元の方には 行くたびに親切にしてもらってます

 

 

発射台の近くから 木道を通って

阿熊川の渓谷に下っていくと 秘境感のある場所に出ました

 

 

マスクを取っ払って 渓谷の空気をば

 

子ノ神の滝

反響する滝の音と 岩が迫力です

 

 

 

 

昔 ここが海の底だったときに積もった砂や泥

 

 

 

 

水は思っていたより冷たくなかったよ

 

1時間ほど満喫して

別世界から 階段を上って元の世界へ戻りました

 

 

この滝から上流へ さらに支流の沢へと奥に入った集落で行われる

『白岩の獅子舞』が中止と決定になったのは

つい数日前

 

なんもかんも 中止と発表しなくちゃいけないなんて

がっくりきちゃうけどさ

私のがっくりなんて

なんもかんも全てを受け入れては たくましく暮らしてる秩父の人に

しっかりしろって笑われちゃうかもね

 

 

 

道端や庭先の花も 夏の花から秋の花へと移っていく

のどかな田舎道を戻って

次の場所へ向かいます

 

 

この階段

 

 

どなたかが 岩を彫って作ってくれた階段だね

 

 

前日まで 天気予報は『曇り』だったのに

今朝になったら 終日『雨』の予報に変わったので

折り畳み傘でなくて 大きい傘を持って家を出たんだけど

さすが私は晴れ女!

雨粒一粒も降らせなかったよ

 

大きな傘め 邪魔になったか・・と思ったら

山道の 蜘蛛の巣を掃いながら進むのに役立った♪

 

そうして登ったら

 

 

お山の大将だ♪

 

 

羽衣を羽織った観音様(?)は 景色は見ないんだね

 

白砂(しらすな)公園は

今年 カタクリの咲く季節に来るつもりだったんだ

それが

田んぼが黄色に色づく季節になっちゃった

上から眺める田んぼ

これもいいけどね

 

白沙砂岩(しらすさがん)の大きな大きな岩盤

花崗質砂岩という 花崗岩と同じ成分の鉱物の砂が堆積してできた岩だそうで

だから白っぽく見えるのが特徴

 

 

その白い岩山の周囲には 松が生え

春は 北側の斜面に自生する アズマイチゲやカタクリの群生 イカリソウ スミレなどの山野草が楽しめ

日の当たる南側はツツジが自生する

 

そんな場所が 皆の憩いの場になるように・・と思った

石川貞蔵さんという医師が

私財を寄付して この岩盤と周囲を整備したのだそう

 

すごーーーい!

 

 

花を眺めながら登った岩からの眺望

晴れていれば武甲山が正面に

 

秩父らしい 遊び心を感じる お堂

半僧坊さんが祀られている

 

 

ワクワクの岩山 奇岩

 

 

なんて素敵な公園なんでしょう!

 

 

吉田地区の歴史の中に

明治36年に村医となった石川貞蔵という人を見つけたんだけど

この人かしら?

大正15年に石川奉詔団を組織する・・だって

公園を作ったのは この頃なのかな?

 

どなたか知っている方いますか?

 

 

 

さあて そろそろ 次の場所に向かわないと

 

 

葛の花

女郎花 アレチノヌスビトハギ コスモス

トンボの群れを眺めながら 川に沿って とっと とっと

 

取方(とりかた)の大露頭

 

 

ここが深海だった頃 砂と泥が積もり重なった層

 

 

曲がっているのは海底で地滑りがおこったんだって

 

スケールがわかるようにモデルを入れてみた

 

 

800メートル程もある大露頭

 

歩きたかったけど

バスの時刻がせまっているので

ああぁ 後ろ髪ひかれながら 去るよ

 

次は地質学の先生の説明を受けながら ゆっくり観たいね

 

よし 元気充電

またね 秩父