セルムです。

群馬県は7月4日『知事選挙』を迎えます。

昨日は、10連休最後の日でした。そして沼田市役所の庁舎等複合施設「TERRACE沼田」の内覧会でした。恋人と沼田市民でもないのに足を運びました。沼田市長の説明のあとに、市民そして市外の人々は方々へ歩き出しました。2~3時間近く滞在しました。そして思ったことです。沼田市は「スマートシティ」を体現しています。





実際、沼田市に行く度にそう思うのです。旧市役所の位置にしても昨日の新市役所にしても園を描く様に道路が走り、その中に旧市街があります。また、沼田市と隣接する昭和村に走る河段断急の底に田畑と病院が共存する古き善き日本が存在します。


今回の庁舎等複合施設は、市役所の機能だけでなく「防災拠点」として役割を担うと市長の説明でした。

そして市議会議事堂や青年会議所さらに、市民に必要なスーパーマーケットや、障害を持つ方は障害者施設として作業所。その他に、コミュニティFM等かつて商業施設(Satie)として一度統合されて、その後分散された施設等をさらに「発展的再統合」させたことはかなり「野心的な試み」ではないでしょうか?

(沼田市議会議長席(私です。座ってみました。今後の政治活動の糧にしようかと))

(沼田市議会議事堂)


群馬県の市町村にこれだけの『英断』を下せる市長または、町村長が居るでしょうか?

沼田市民でもない私ですが「準市民登録」してます。なので、つい熱いハートが萌えますもとい燃えます。

昔は、沼田?どこ?!って感じでした。みなかみ町や草津町等は有名だったし、伊香保温泉も知ってましたが沼田市はまったくノーマークでした。老神温泉に彼女と行く日がその後来るのですが温泉浸かった後に初めて行った訳でないことに親から過去の逸話を教えてもらい、老神の親戚と子供の頃に河辺で遊んだ事実を知りました。NHK大河ドラマ「真田丸」でさらに足を運ぶ回数が増えて、こんなに地元以外の街を愛する自分になるとは想像し得なかったです。

沼田市は何回か足を運ぶだけでは「外部の人間が溶け込むのを拒む様な文化(郷土愛)」を見受けられます。それは言葉や態度でなく「風土」として根付いている様な気がします。あくまでも私の主観ですが、でもその文化は必要枠の様な気さえします。私は恋人が沼田出身だったので、彼女を通して沼田に愛情を沸くようになりました。
今では人々や天候、山岳、河、坂、建築物、田畑、街、病院、商業施設、公園(沼田城趾)、祭り(沼田祭り)等あらゆる事柄は浸透して行きましたし、古き日本の姿を五感で体験できる県内で数少ない街でなないでしょうか。しかしその反面、富裕層と貧困層は、はっきりと分かる街もなかなか少ない様に感じます。否定的感想ではありません。現に沼田市は独自の文化として、あまり群馬県内では見られない「他者に寄り添う。助け合いの精神」と云う気概は群馬県中No.1の様に思えます。それは戦前で例えば「隣組的」であろう事になるのでしょう(善くも悪くも情報が筒抜け)少し息苦しさは確かに肌感覚はあります。






僕は沼田が好きです。

彼女はもう沼田は懲りごだそうそうです。

私の住む街を気にいってます。それはそれで嬉しい。


(内覧記念コースター)




帰路に着いた際に、「虹を視ました」いいことあるかな?

[追進]
住めば都と云うことわざの通り、少しの間、沼田に住んだ経験からの内覧会参加でした。彼女は連休最後は家に居たそうでしたが、私のワガママを通してもらいました。行ったかいは、結局、彼女の中にもあったことでしょう。反応がとてもよかった。