セルムです。

韓国が毎回過去の問題を吹っ掛けて来るがそこには理由があること忘れては行けない。韓国はそれなりに理解した上で問題を大きくしている。
もちろん反日感情は、韓国国民にウケがいいから必ずやる。それは歴代政権は変わらないスタンス。しかしそんな事をいつまでもやってたら世界中から笑われるだろう!

韓国国民が真の民主体制を掴んだのは意外と知られていないが1997年の大統領選挙だ。

それまであまり民主的な政府ではなかった。軍事政権もその一例だ。また韓国は日本にかつて存在した財閥が政権を影から支えることが多い。そして親日は必ず国民ウケしない。それは日本の植民地にされた歴史を持つからだ。

しかし忘れていけない事が一つある。

かつてイギリスは、大英帝国と名乗り世界の1/4をその手中に治めた。ヴィクトリア女王を戴きにその栄華は近代史に燦然と降り注いだ。今でもその輝きは「イギリス連合」として緩やか連合帯として残り、加盟国は54ヶ国。また世界3大競技大会としてオリンピック、ワールドカップと同等のイギリス連合競技大会(コモンウエルズゲームズ)も存在する。イギリスと日本は、旧宗主国で有り同じ島国だ。それも世界地図の端と端で片方は全世界に足を伸ばして、もう片方は遅れてアジア各国(地域)と太平洋の島々を得た。

【大英帝国(現イギリス連合)】



(コモンウエルズゲームズ)


その歴史的な背景から言えば反日感情は理解できる。しかしなぜ日本だけがこうも毎回叩かれるのか?

不思議だ。

日本は戦前、朝鮮半島の近代化に莫大な投資をして、あらゆる改革に乗り出した。教育制度や産業の近代化等々…かつてロシア帝国が韓国を植民地に仕様としたのを日本が防いだ。戦前いわゆる列強と言われてた国々では植民地にされた国または地域では統治国の国王は亡命させられる。
イギリスがかつてムガル帝国(現インド)やビルマ(現ミャンマー)等を植民地にした際は必ず亡命させている。しかし日本は非人道的な行為はしない。統治国の主をできる限り尊重して王室を皇室に内に吸収移行させた。

尊敬の念と尊厳を保たせた。

韓国王公貴族は、日本の皇室と華族制度に組み込まれて同等の権利を得た。宮内省(当時)の組織に李王職(韓国王室)が立ち上がり、日本の皇太子(東宮職)と同等の権利と権威が保たれた。また旧王室を守る独自の韓国軍人で編成された軍隊も少数ではあったが存在した近衛歩兵連隊と近衛騎兵連隊である。この部隊は植民地後、朝鮮歩兵隊と朝鮮騎兵隊として名を変えて。1930年まで残された。最後に貴族も日本の華族制度にそのまま公候伯子男の爵位を保たれたので生活できた。

第2次世界大戦終結のその後、1947年日本国憲法施行で、初めてその効力を失効する。

今から72年前のことだ…比較的新しい出来事ではあるが、それはそれとして韓国現代史はまた別の話である。

民主的体制から22年を果たした今、徴用工の問題で日本と韓国の外交問題は揺れている。少し前は、在韓国日本大使館の少女像慰安婦問題や世界中に慰安婦像を建てると云うなんでもアリの行動。更に時を遡れば韓国に日本の文化を入れないと云う制度が存在した(3回ぐらいに分けて日本の文化は韓国に溶け込んだ)

2002年の日韓ワールドカップを皮切りに、ドラマ冬ソナやアーティストでは先んじてBoAが日本で活動し、KaRaや東方神起が後に続いた。韓流ブームは、日本で爆発的なブームが起きた(私はハマらなかったが)

(トルシエJAPAN)

(冬ソナ:おばさまたちのヨン様フィーバー凄かった)

(東方神起は、五人組だったけど、SMAPみたいに事務所の問題で割れた。二人でも東方神起名乗れるのはうらやましい。SMAPは三人居ても「新しい地図」になった)

どんな国でもプライドはあるし、それは個人レベルでも同じだろう。日本と韓国は近くて遠い国と言われ続けている。日本の領土竹島(韓国名:独島)を不法占拠されて久しい。戦後秩序は日本が敗戦国家であるが故にかつての領土問題が絡むと強く言えない問題が生じる。

何にしても今回凄く悩んだ事は韓国と日本の写真や動画を使うか迷った。例えば朝鮮総督府や慰安婦の少女像等…この手の写真は、お互いの国民の感情を揺らすし、刺激が強いので添付は止めることにした。既に韓国側は徴用工問題が、先鋭化しつつあるし、日本も対抗措置を取る可能性が高い。誰も見てないブログかも知れないが、お互いの国民が読んで火に油を注ぐ行為は避けたいと思った。韓国は過去の植民地だった経緯からどうしても左へ旋回してしまう。そして日本は敗戦の憂いがあっても右へ旋回する。

日本が宗主国であった事実を無くすことにはできない。

韓国が植民地だったことを無くすことはできない。

それでも未來思考で行くべきだと思う。企業に賠償請求しても過去は絶対に精算されない。

一生謝っても宗主国であった事実は消せない。

世代は確実に変わっている。あと何十年か経たら当時者すら居なくなる。過去は取戻しが効かない。未來は変えられる。お互いの国は、100年後の未來の為に発展する事を祈る。