3月9日、兵庫県・淡路島の民家2軒に40歳の男性が襲い、5人の男女を刃物で刺して殺害した「引きこもりで入院歴のある精神疾患」が現行犯逮捕されました。


たいへん痛ましい事件です。


殺害された方は、生前に9回に渡り最寄りの交番に相談の連絡をしていたということでこの事件は確実に防げたと思います。


強攻に及んだ40歳の男性は、父親と暮らしコミュニティから隔絶して、当人は「「ネット世界(Twitter)」が唯一の安住の場」の様だったと新聞で知りました。


40歳の引きこもりと聞いて皆さんは、リアリティーがないと思える方はたくさんいると想います。


40歳の男性が引きこもり始めたのが20代の頃で通算20年と云うことでしょう。


その間に「精神科病院」へ入院して「精神疾患(病気)」が認められたと云うことだと思います。


彼の父親は、何を考えていたのでしょうか?


退院して来た息子を社会復帰させる為にグループホームや地域活動支援センターでも通わせる様に「病院や保健所、更に引きこもりの子どもを持つ親の会または精神疾患の子どもを持つ家族の会」へ積極的に関わって来たのか?


甚だ疑問を感じます。


また40歳の男性は何の為に「入院」したのか?


引きこもりから脱出して「社会復帰」したいと思っていたのか?


入院の選択が自らの同意した「任意入院」か、保護者の意思で半強制的に「医療保護入院」だったのか?


10年前に「引きこもり」の問題が国会でもクローズアップされて民主党や社民党等を中心に「超党派・国会議員連盟」が立ち上がりました。


当時、埼玉県に拠点を置いたKHJ親の会の統計で全国の「引きこもり」は100万人でした(厚生労働省の統計では約60万人)


20代で「引きこもり」になった方々が全て「社会復帰」出来たとは想えません。


加害者男性が通算20年引きこもりになった訳ですから引きこもりの年齢層も上がっている筈です。


学校に通うことの出来ない「不登校(旧名登校拒否)児」は、17万人まで増加してます。


現在、文部科学省も20年以上社会で宙ぶらりんになっている「フリースペース問題」をどの様に扱うか厚生労働省と協議中です。


フリースペースの管轄は、「教育か医療」か?


フリースペースは限りなく「グレーゾーン」です。


私の考えでは管轄権は、「フリースペースは、内閣府の所在」とした方が良いと想います。


内閣官房に全省庁の横断的な機関を立ち上げ「不登校・ニート・引きこもり・精神疾患」を網羅する特命担当大臣が問題を集中的に関与させて此に当たるべきです!


病院は、病気が安定すれば老若男女問わず「退院(入院期間原則3ヶ月)」を求められます。退院する前に「ロードマップ」は絶対に必要です!


入院すると云う事の意味も確り本人に入院する前(入院中)でも構いません「自覚させる」義務があります!!


貴方(貴女)は、引きこもりから脱出出来ると云う事と、精神障害者になるけど「精神疾患」である事に拠って、自分が何者であるかを自己認識させる事です。


これ等の行程はとても重要なステップです。


「引きこもりやニート」は社会的な地位は確立されていませんが、「不登校は学生である事を理由に周りからのサポートも手を差しのべる事は可能ですし、また、精神障害者も病気を患っていると云う事で手を差しのべる病院や公的関係機関または、社会福祉法人(NPO法人)」はあります!


コミュニティから隔絶されて居ても「一人ではないと云う事を関係機関が確り連携」できていなかったことが非常に悔やまれます。


男性40歳の引きこもりで精神疾患の一人の強攻が「大多数の確り現実に向き合いながら、必死に変われる可能性を掴みもがいている引きこもりや精神障害者の立場の差別と偏見を更に増超」させます…。


40歳の男性は、新聞記事を読むと「妄想性障害」があるとの事ですが万が一罪に問えない場合は、「触法精神障害者」として処理(事実上無罪)される可能性があります。


(触法精神障害者は、ブログを過去更新してます。参考にして下さい)


自らの親族すら殺めてしまう精神疾患とは。


他の選択はなかったのでしょうか!?


全国の精神疾患は、320万人(癌患者の2倍)


先進国の一角である日本政府は、「国連障害者権利条約批准国」であることを忘れず早急な対策が求められています!


私、自身、不登校・ニート・引きこもりの経験者でしたが、精神疾患を患って以降、確り現実を直視して原付や車の免許を習得しました。障害枠で清掃員として働きつい最近退職して、今は新たに資格取得の自主勉強をしています。


私は、精神疾患(病気)を患って以降の方がたくさんの幸せを感じています。


入院する時は、任意入院でしたので長期の「引きこもりからの脱出を決意して、社会復帰することが目的」でした。


医療従事者や保健所等たくさんの関係機関が私と繋がっていてくれる事で私は一人ではないと云う事を実感しています。


もし、「引きこもりのお子さん」を持つ親御さんがこのブログを奇跡的に読んでいるのなら、迷わず精神科病院へ相談して下さい!


当事者が10年単位で引きこもりの方は、精神科病院へ入院させる事をお薦めします!


もうフリースペース等でどうにかなるレベルではありません!


親御さんは、「恥や外聞は捨て」て下さい。


子どもの将来を想うなら悲観せず行動して下さい。


私、自身も通算20年単位で引きこもりでした(その間に精神科クリニック(病院)へ6ヵ所を渡り歩きました)


私は7ヵ所目の病院で開眼しました!


子ども(息子や娘)を想うなら、親が本気に子どもと向き合わなければ「現状維持が永久的」に続きます!


「親が変われば子どもが変わる、子どもが変われば親も変わる」


当事者自身もそうです。


変わりたいのなら、立ち上がりなさい!


貴方(貴女)の周りには、手を差しのべる方がたくさんいます。


全ては、貴方(貴女)次第です。


Androidからの投稿
































(獄=座敷=部屋=ネット)

大佐の忠実なる影よりm(__)m
追伸
3月24日、兵庫県・宝塚市で大手企業を経営する両親を40歳の息子が殺害する事件が発生しました。息子は、精神疾患を患い入院歴があるそうです。


ネット検索すると入院歴のある方を、健常者は「ヤバい!」と云う表現を使い書き込むサイトを眼にすることが暫しありますが、そもそも「ヤバい!」と云う表現は何を指しているのでしょう!?


「ヤバい!=狂っている?」そう云う表現でしょうか?


「健常者が普通で、精神障害者は異常と云う事を指しているのでしょうか?」


健常者と比べると精神障害者は、症状の安定性に欠けて、個性が強く成り得るかも知れません。いわゆる健常者が理解できない「病的症状(幻覚(見える)・幻聴(聴こえる)」等を、起こす方も事実存在します。しかし症状を持つ精神疾患全ての人々を殺めるモンスターのごとき「ヤバい!」と云う表現で纏めてしまう事こそ健常者の方が「ヤバい!」と言えるのでないでしょうか!?


身体・知的と比べると眼で判断できないので、精神障害者は、ヤバい!=狂っていると簡単に処理してしまう事も理解できないではありません。


また、企業は、精神障害者が安定と不安定を繰り返すので仕事をする上で、非常に民業圧迫に至るケースもあるかも知れません(精神障害の雇用義務化もカウントダウンに入りました)


誰しもが望んで「精神疾患」を患う訳ではありません。私の個人的見解は、日本の社会構造が病気を患う労働環境だと云う側面が少なからず雇用する側雇用される側共に存在すると云うことです。意識改善なしの社会構造が続く限り、精神疾患は増え続けるでしょう(総人口減少の関係上、総体的には減少傾向)


学業も然りです(不登校・ニート・引きこもり)


生徒(子供)の「いじめを苦に自殺する問題」は、教師又は学校の無能を毎回さらけ出して、「児童相談所」に通報されても未然に防げず後手に陥ります。そもそも「児童相談所」は捜査権がありません。法務省の外局へ移行して「司法権の執行を可能にすべし」です!


【子供は、国の宝です】


子供が減少すると云うことは、将来「国力の低下、経済と財政力の弱体、軍事力の継続的不能、そして国家としての存在感と発言力も消失」するのです。


精神疾患や入院がヤバい!のではなく「病状が不安定だと見抜けなかった病院の責任また、公的機関そして基本的に民事不介入の警察等の連携不足」が、今回も惨事を起こした要因だったと想います。


私の知る限りでは、「精神科に医師、看護師、看護補助、臨床心理士、作業療法士、精神保険福祉士、社会福祉士、理学療法士、介護士(介護福祉士・介護初任者)等」の成り手が少なすぎます!


政府はもう少し精神科の必要性を一般的な外科や内科等を有する一般病院と同等の環境と権利を精神科病院へも与えるべきです。「今、先進国で社会問題に陥っている「認知症」も精神科(神経科・脳神経外科・物忘れ外来)の枠内」です。

(因みに「認知症」は、病気ではありません!症状又は、状態を指している事を略して言います)


医療従事者は、「患者さんの病気が少しでも快方に向かうべく懸命に第一線で患者と向き合って」います!


私は究極的には、イタリアのトリエステ方式(イタリアは、法的に全ての精神科病院を廃止。その変わりに「精神障害者は、コミニティーの暮らしの中で医療従事者の関係機関が連携して生活を健常者と共に暮らせる様な措置を構成した社会基盤が整備されている)」の取り組みを是非とも導入してほしいと思っていますが、できる事からお願い致します。


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最後に親御さんの皆さん様へ、「どんなに遠回りしても、医療機関と関わっていない【引きこもりは健常者】です。何十年経過しても可能な限り引きこもり当事者は、周りのサポートを受けて健常者のまま社会復帰を遂げる」様に願っています。


私は、精神疾患(病気)を患う事で開眼しましたが、それ以上に失った代償も常に胸に留めています。社会の風当たりは想像を越える程激しく健常者での社会復帰を遂げられる様お薦め致します。どの国家でも偏見や差別は存在します。


三障害(身体・知的・精神)と唱われながら精神の状況は、現在「認知症・難病」に圧され気味で、法的な不備や社会環境はあまり好ましくありません。


また、「精神疾患は、誤解や偏見を常に助長し続けます。自らの病気を隠し健常者として働いている潜在的精神疾患」も社会に存在します。


(私の今回のブログは、「主に精神疾患へ至らない為の警笛」として個人的主観です)


自らの病気を否定しなければ生きて往けない。それが先進国でありながら、経済大国第3位の序列に君臨する我ヶ国の「精神保険福祉制度や障害者総合支援法の現状」です。法制度は、少しずつ整って来ていますが、遅いと云わざるおえません!


だからこそ「私の本音は、貴方(貴女)が【引きこもり当事者】であっても、精神障害者として生きて行く事より、出来る限り健常者として生きて生活する方が遥かに素晴らしい人生を開ける」と、現状に気付く様に周りからの導びきを拒否して頂きたくないのです。


入院に至ったとしても「引きこもり当事者の気付き(絶望から希望へ努力する力(レジリエンス(精神的回復力))は、社会復帰する上で大変重要な過程」です。


ご家族、そして、引きこもり当事者の皆さんの未来(可能性)に幸あれ。


【私を含めた遅咲きの桜たちへ(桜並木の向こうは、貴方(貴女)の未来(可能性)が待っています。皆さんの想いが強ければ努力次第で、願いは叶えられるでしょう。叶えられなかったとしても、きっと貴方(貴女)は成長している筈です。騙されたと思って、実行してみて下さい。私は、騙されたと想いたいので実行中です。】