5月28日に初日を迎えた「パジャマドライブ」、ようやく県内枠が当選し6月11日昼の回を観覧した。「パジャマドライブ」は名曲「初日」の円陣のかけ声から始まる。その言葉は新潟を盛り上げようというキャプテンとメンバーの気持ちが伝わるもので県民の1人として素直にありがたい。コミカルな「必殺テレポート」、さらに「ご機嫌ななめなマーメイド」
「2人乗りの自転車」と続き、自己紹介MCをはさんでその後はユニット曲。「天使のしっぽ」の3人の可愛さなども印象に残るが私個人としては今回のMVPは奈良さんと村雲さん。奈良さんは髪型が変わったせいか最初誰かわからず見ていたが、「純情主義」の深紅にラメの衣装が美しく、キャプテン、西潟さんと共に舞台狭しと踊る姿が実に美しかった。特にミニスカートの下からのぞく太もものなまめかしさと躍動感は生のステージならでは。あと「鏡の中のジャンヌダルク」の村雲さんは、ポニーテールを激しく揺らし戦う女の決意と美しさをうまく表現していたと思う。2人とも比較的上背があり、ダイナミックなダンスが舞台に良く映える。今回の公演の後半は村雲さん中心に見ていたと思う。
後半の全体曲では「Two years later」が楽しみにしていた曲。博多レジェンド公演DVDで知った名曲で、かつて振られた男性に2年後に告白され「やっと心の傷が癒えたのになぜ今更」ととまどう女性の曲なのだが、教会を舞台にするなど秋元先生らしい意外性がある。細かくかけあうパートの呼吸の合わせ方がポイントになるが、HKTの指原さん、中西さん(当時)などの練達(曲者?)と比べるのは酷とは言え、NGT版はまだそれほど強烈な印象は残せなかったかな。今後歌のレッスンを重ねるとともにそれぞれ感性をみがき表現を考え抜くことで、より感動が伝わるパフォーマンスが出来ると思う。今回のダンスで感心したのは「君はどこにいる」のフォーメーション。その時々の出演メンバーの数によりメンバーごとに立ち位置も変わるだろうに早いフォーメーションチェンジを見事に完成させていた。「ワッショイB!」ならぬ「ラブラブNⅢ!」も1人1フレーズを歌うところでタイミングや順番が違うと洒落にならないが当然のことながらうまく出来ていたと思う。やはり2nd公演ということでメンバーは落ちつきパフォーマンスは向上している。さらに努力を重ね、AKBグループの他のどのチームにも負けない公演をいつかは見せてほしいものだ。