3日土曜日はNST夢テラスで「君に会いたかったから!NGT48全員揃えちゃいましたLIVE~まだまだNSTまつりは終わらない~」。天候はやや雲もかかるが晴れ、適度に風も吹いて屋外イベントには絶好の日和だった。当日の参加者はMCによれば5000人の応募から選ばれた1500人で、しかも3ブロックに分かれたオールスタンディングの最前Aブロックという、日頃くじ運が悪い自分としては珍しい当たりメールをプリントアウトしてNST本社屋上夢テラスに向かった。とはいえ時間前から行列して最前列を確保するほどの根性は無く、時間ぎりぎりに着いたためブロック上手側最後方からの観戦となり、ステージ高さもさほど無く終始メンバーの上半身が見えるのみ。ステージは前回NSTまつりのステージ位置から川側に移動し、向きも川を背にした方向に180度変えた場所、風が無ければ雨対策にもなるであろう本社社屋から伸びたひさしの下の夢テラスだ。バックはNSTの文字を配した白正方形パネルと、白地に赤文字赤地に白文字のNGTロゴパネルを市松模様に配した華やかなもので、白を基調にしたいつもの衣装がよく映える。録音録画ドローン(時代とはいえ妙な注意事項が必要になったものです。。。)禁止等の諸注意、BCブロックをやや前に動かす客席位置調整ののち前説開始。今回は中田エミリーさんと男性アナ、さらに今村支配人も登場し期待が盛り上がる。お三方退場後、おなじみのovertureに合わせたファンのMIXが打たれていよいよNGT48登場。やはり26人フルメンバーが横3列に並ぶダンスは壮観で、自分の位置からは一斉にジャンプした着地の靴音も聞こえて、音響的にもライブを実感できた。音量は適度で割れも無かった。肝心のメンバーだが、私は前半数曲上手側に来てくれた前回NSTまつりにも出演の小熊さんを正面に観てその可愛さに高まっていたが、初めて生で見た北原さん、柏木さんのパフォーマンスにも感動した。やはり長年選抜として活動されてきただけあって表情に加え、手先足先細かいところまでダンスが完璧なのはもちろん、スピードも力強さも余裕がある。よくあるたとえだが大排気量のスポーツカーが公道を制限速度で走っている感じ。アイドルに対する感想としては変かも知れないが、そもそも筋肉の付き方、使い方がレッスンを始めたばかりのメンバーと比べるとアスリートのそれに近いと感じた。声量を上げるためにもしっかり身体を作っていくことも一期メンバーの長い目で見た課題だろう。セットリストは前回の3曲(「会いたかった」「ハロウィン・ナイト」「NGT48」)に加え、「言い訳Maybe」、「ヘビーローテーション」、「君のことが好きだから」のAKB定番曲、アンコールは再度の「NGT48」。アンコール衣装はデニムのミニスカートまたはショートパンツに白のパーカー。MCではライブを終えた メンバーの感想を引き出そうとする北原キャプテンの意図に応え、西村さんが過不足無い答えをしていたのに感心した。帰宅後は夕方6時からの「スマイルスタジアム」で録画ダイジェスト映像を楽しむ。「ヘビーローテーション」での加藤さんの前方宙返りはライブ中、私の位置からは全く見えず録画を見て驚いたが、靴が滑っての事故等は無いのか、年寄りとしては余計な心配も。ともあれ、今回はフルメンバーによるすばらしいライブ、前週のNSTまつりも含め2週続けて楽しい土曜日を過ごさせてくれたNSTNGT48には感謝したい。3ヶ月ほど延期となってしまった来年1月の劇場オープンがますます楽しみになってきた。