連休明けの東京市場はギリシャの財政危機に端を発する世界同時株安に巻き込まれる波乱の幕開けで、このところ好調だった私の持ち株SUMCOも152円(7.26%)もの大幅安となりました。さて、この先どうなるかの見通しですが私は今回の騒動はヨーロッパに限定された慢性の経済危機にとどまり、超大国アメリカ、さらに中国、インドといった新興国の半導体需要には大きな影響を与えないと予想します。


すでにアメリカは金融危機を克服しゆるやかではあるが成長軌道に回帰しつつある、

若年人口を多く抱え所得の増加も著しい新興国のパソコン、携帯、薄型テレビ等の需要の拡大は構造的なものでしばらくの間は続く、

日本、ヨーロッパ等、他の先進国もパソコンの買い控え、企業の設備更新先延ばしが限界になりつつある


などが理由で、とりあえず明日のSUMCOは半値戻しくらいを期待しています。とは言え、以上は素人のお花畑な楽観かもしれませんので真に受けないで投資はあくまで自己判断でお願いします。