桜はかなり開いているものの季節外れの寒波が襲来した週末、県立島見緑地で開催された第一回桜まつり4ステージのうち2回半に参加した。17日土曜日の午前は雨模様でこれは中止だな、と思っていたところ昼近くになりやや天候が回復、ダメで元々と13時開始予定の2回目のステージ目指し急遽出発することに。土曜日のしかも昼食時とあって交通は極めてスムースで開始予定時刻よりかなり早く到着した。車を出たらなんと聞き慣れた音楽が! 「完全攻略」これは私にとっては昨年の横越商工大祭と同じパターンw 芝生を駆けあわてて客席後方に陣取ったが、次の「圧倒的なスタイル」と合わせ一曲半しか聞けなかった。Negiccoの衣装はパニエ、MCはおなじみナマラのヤンさん。聞けば一回目のステージが雨のため押してこの時間になったとのこと。はじめから1ステージ観れれば儲けものと思っていたから1ステージ半なら喜ぶべきかも知れないが「もうちょっと早く出発すれば全部聞けたのに・・・」とちょっと残念。土曜日、しかも雨模様の空と低温、市街地から離れたなじみのない場所と悪条件が揃い、全体としての観客数は私がこれまでに参加したNegiccoイベントでは最少レベル、主催者がせっかく用意した椅子も濡れており、座った人も少なかった。2回目ステージまでの待ち時間に会場を一回りすると、ここは東港周辺工業開発用地の一部を緩衝地帯として公園風に利用している土地で「公園」でなく「緑地」とのことだ。少数の臨時飲食店とパネル展示、竹馬等遊具貸し出し、子供向け動物かぶり物二体、あと間伐材?アート、この敷地で採れた椿油の販売と会場の広さと比べイベント内容はややさびしいが、広い芝生の広場の周囲に桜が多数植えられており、新潟市中心部からのアクセスも良好であること等が今後周知されれば、来年以降好天時には絶好の花見スポットになりそうだ。

午後はかろうじて天気はもったものの風も強く、音響装置の雨よけと出演者の出待ちの場所を兼ねるテントが時々浮き上がりそうになる中、予定より1時間半遅れで2回目のステージ開始。気温は依然上がらないため目一杯拍手やジャンプで体を動かすとあったまってちょうど良い。観客数は一回目に比べやや増えたがやはり入りは悪い。今回の目玉は新曲「スウィート・ソウル・ネギィー」。ミディアムテンポのディスコナンバーで右手を掲げる振りも曲のアレンジもジョン=トラボルタのサタデーナイトフィーバーを思わせる名曲だ。ダンスはNegiccoとしては動きがおとなしめのしっとりした、いい感じに仕上がっていたと思う。応援の手拍子は一拍、二拍、一拍、二拍、、の繰り返しで私のようなリズム音痴はややタイミングがとりづらいが、これから慣れねば。Negiccoのあとは彼女たちのボイストレーナーでもあるジャズシンガー、えのもとくみこ先生のステージでキーボード、サックスの男性お二方の伴奏も含め、夜おしゃれなバーで水割りを片手に聞きたい大人の雰囲気を醸し出していた。そのあとは一転して子供向けステージとなり、Negiccoもステージに上がって先生とアニメソングを一緒に歌い土曜日の部は終了。

翌、日曜日は気温も少し上がり陽も差して春らしく、観客数は大幅に増えラーメン等飲食の出店も増えてようやく花見イベントらしい雰囲気が出てきた。ステージMCはナマラの清野幹(もとき)さんでNegiccoの衣装は黒パーカーとやはり黒のミニスカートの組み合わせ。例によってファン一同昨日よりはるかに長く横一列となった圧倒的なスタイルのラインダンスとともにNegiccoステージ一回目が終了、以後は観ず帰宅。