いよいよときめき新潟国体も百日前ということで一大プレイベント。ステージの広さと客席数は、私がこれまでに参加したNegicco関連のイベントでは最大規模である。到着時は、マラソンの野口みずきさんがトークの最中ですごい客数だった。やはりアテネ女子マラソン金メダリストの集客力は大した物で、内容的にも野口さん一人に聞き手が3人という豪華な構成で要領よく話をまとめていたと思う。ご本人は失礼ながら想像していたよりかなり小柄で、こんな小さな体で数々の偉業を成し遂げられたのかと感動する。「陸上部は友達に誘われて入った」「最初短距離だったが友達?先輩?にアドバイスされて長距離にした」等、同じく陸上部だったNao☆さんには興味深い話だったのでは。トークが終了し屋外でランニングレッスンとのことで、若干お客さんがはけたところで入れ替わりにNegicco登場。衣装は先週の2回目のステージで見た、ラメ入り明るいグレーのワンピースに黒のスパッツ。このステージの特徴は上部に巨大なスクリーンがあることで、特に後ろの方の客席ではステージまでの距離がかなりあるためこれが有効だったと思う。モニターの解像度は高くカメラワークもなかなかよく、中列の私の席でも実物よりこちらを見た方がむしろいいほどで、Negiccoの表情や後半の曲でNegiccoメンバーがかなり汗をかいていたのまで手に取るようにわかった。しかしNegiccoの奮闘にもかかわらず、お客さんはこれまで私が参加したイベントでは手拍子率はかなり低めで、あまりNegiccoになじみのない方が多く集まったという印象である。「完全攻略」の「オーイエー」のこぶしを上げる振りもしない方も多かったのは残念。「ハイハイハイハイ」のところなど目一杯やると結構爽快なんだけど、野口さん目当てで来られたお客さんにそこまでは要求できないか。最後は「ガムシャラな風になれ」で、お客さんにも踊るよう勧めてくれたが、踊れる人はほんの数名でもちろん自分もダメ。イベント全体としてはパンフレットに券がついていた空くじなしのお土産抽選の行列が長蛇で、改善の余地があったかなと感じた。あとマナーの問題でもあり、お祭りだから堅いこと言うなという向きもあろうが、その行列に並ぶためか客席に物を置いて席を確保したままご本人はいないという方が多数いたのに、何の注意喚起もなかったのも運営上まずかったと思う。一声かければ多くの方が品物を片付けるか席に戻るかしてくれたと思うのだが。せっかくのNegiccoのステージを一人でも多くのお客さんに近くで見てほしかった。