【受験生応援】集中力を高める為のサポート | なついろ [2024 中受終了]

なついろ [2024 中受終了]

2011年、2015年生まれの娘達との日々について綴っています。
2024年中学受験予定です。→無事終了しました!


中学受験2025年組さんを応援しています!


赤ちゃんの頃から知っていて、まるで自分が親戚のおばちゃんのように応援している2025組さんが何人もいらっしゃいます。


暑い、熱ーーい夏。

お盆も過ぎて、もう夏の後半ですね。


力を存分に伸ばせますように。

体調に気を付けて後半も頑張って下さい!


長女の受験期、長女の体調面の見守りとバックアップが私の1番の仕事でした。


受験生のサポートって、なんだかアスリートのサポートによく似ているなと感じていたのですが、似ていませんか?


気力・体力を最上の状態に保ち、最大限のパフォーマンスを発揮出来るように力を引き出してあげたい、その為にサポート出来ることはないかなキョロキョロ?と、いつも考えていました。


スポーツにも勉強にも集中力が必要ですし、能力を出し続ける環境をいかに整えるかという点で、そのサポートはやはり似ていますよね。アスリートのサポートをされている方のお話を参考にしていました。


長女が最大限のパフォーマンスを発揮出来るように私が気を付けて実践していたこと、今回は集中力について書いておこうと思います。


①睡眠時間


周知の事実ですが、やはり1にも2にも、まずは睡眠時間。睡眠不足では集中できません。

長女の塾は拘束時間が長く帰りは遅くなりがちで、かつ家から近くなかったのでいかに睡眠時間を確保するか?が我が家の最大課題でしたえーん(ご家庭によって状況はそれぞれ違いますよね…)

睡眠時間を削って勉強時間に回すことは決してオススメしません。


眠りの質も重要と思い、受験期に長女には寝具にこだわりエアウィーヴの布団を購入してあげました。今はもうすっかり慣れてしまっていますが「このお布団に寝ると疲れが取れる気がする〜〜」と言っていました。


②交感神経と副交感神経の切り替え


自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は活動時や興奮しているとき優位↑に、副交感神経はリラックスしているときに優位↑になります。交感神経が優位な時に集中力は高まり、副交感神経が優位な時は眠くなり集中力は低下します。食事の後は、消化運動のため胃や消化管に血流が集中し副交感神経が優位になります。脳を働かせて集中力を上げる為には交感神経を優位の状態にしなければいけませんが、食べた食事・栄養の消化吸収をしっかりするためには副交感神経を優位にしてリラックスして食事をとる必要があり、この2つは同時には両立出来ません。勉強しながら食べ、はしないようにしましょう。食べる時にはリラックスして食べる。集中力を保ちたいなら満腹を避ける。満腹を避けるため分食もよいです。

勉強時には交感神経を優位の状態にしたいけれど就寝時には副交感神経が優位の状態にならないとなかなか眠りにつけないこともあります。その2つの切り替えが重要です。


私はこの交感神経と副交感神経の切り替えに少しでも出来ることとしてアロマテラピーを利用していました。

娘が家で勉強している時、夜寝る時にはせっせせっせと娘の横でアロマを焚いていました(^_^;)(勉強内容はみていませんが)


交感神経を優位にし集中力をアップさせるアロマオイルのブレンドとして


ローズマリー 1

レモン 3


就寝前やリラックスしたい時


ラベンダー 2

オレンジ 1


がオススメです。ローズマリーの香りが大好きで頭もシャキッっとするので何度となく購入していました。個人的にはレモングラスの香りも大好きなので何度も購入して頻用していました。

 


このアロマディフューザーは炎のように光が出て、見ていると癒されました。あれこれアロマオイルのブレンドが楽しめます。

 

 

受験期後半から(今も)は、エッセンシャルオイルをボトルから直接香りを香らせられる生活の木のディフューザーを愛用していました。ボトルごとにノズルキャップを用意しておくとボトルを交換するだけでさっと香りを変更出来るので良いです。


集中←→リラックス


のオイルの切り替えがとても楽です。 


 ブレンドオイルは目的別に既にブレンドされているので楽です。


「きりかえアロマ シャキッとオン」

ロールオンタイプはテスト時に持たせてました。

  「きりかえアロマ シャキッっとオン」

  眠りのブレンドオイル「ネムリラ」


暑い時期でもしっかりと湯船に入って温まることで自律神経の調整になるそうです。暑い時期でもシャワーで済ませず、数分でも湯船につかって温まることをおすすめします。


寝る前に可能であれば数分間の瞑想&腹式呼吸もおすすめです。


③血糖値の乱高下を避ける


血糖値の乱高下は集中力の低下に繋がります。血糖値とは血液中のブドウ糖の事です。砂糖やごはん、パン、麺などに多く含まれ脳のエネルギー源になりますが、摂りすぎてしまうと高血糖をもたらします。1番よくないのが食後に急激に血糖が上昇してしまうことで血糖を下げるためのインスリンが過剰に分泌され血糖が乱高下することで、それが集中力の低下に繋がります。食べ過ぎると食後眠くなってしまいますよね。血糖値を急上昇させないように、ドカ食い、早食いは避けましょう。食物繊維は炭水化物より先にとるなどの工夫をしましょう(タンパク質を炭水化物より先に食べることで血糖値を上げにくいことも証明されています)

我が家は血糖値を急上昇させないよう食品の「GI値」には徹底的にこだわり、ご飯は玄米に、炊飯器で玄米を寝かせる「寝かせ玄米」にしていました(「酵素玄米」とも呼ばれます)。(玄米が柔らかくなり食べやすくなりますし、小豆の栄養素もプラスされ食物繊維も豊富で受験生に寝かせ玄米はオススメです)(炊飯器にほったらしできるので用意する側も楽です)

日々塾弁を用意していましたが、集中力アップのため主食は全て寝かせ玄米にしていました。

オヤツは白砂糖を使わないもの、てんさい糖で作られたものを選ぶか、てんさい糖かアガペシシロップやココナツシュガーなどを使って手作りしていました。

登塾前、テスト前の白砂糖入りのお菓子の摂取は眠くなってしまい集中力が落ちてしまいますのでNGです。(私的にはブドウ糖補給のラムネは受験生にはNGです)(R1も白砂糖や添加物が沢山入っているので摂らせないようにしていました)


④栄養素


これが今回1番書いておきたかったこと。先輩ママ様の書いてくださった記事をとても参考にしていましたm(_ _)m


脳の働きに影響のある栄養素について


・カルシウム、マグネシウム

カルシウム、マグネシウムは日本人に不足しがちなミネラルだそうで、不足すると神経細胞間の情報伝達がうまくつたわらず集中力や記憶力の低下を招くことがあるそうです。カルシウムは乳製品や小松菜、モロヘイヤ、小魚、干しエビ、サバなど。マグネシウムは豆腐や納豆、きな粉などの大豆加工品、海藻類、ゴマやナッツなどに多く含まれます。(我が家は小松菜、サバ缶、大豆製品、ナッツ類はめちゃくちゃよく摂っています笑い泣き


こちらのカルシウム&マグネシウム粉末は一体何度購入したかな?というくらいリピートしています。(毎日スプーン1杯をやかんにいれて沸騰させたお湯でお茶やコーヒーを飲んだり、炊飯時に玄米4合にスプーン2杯ほど入れています。半年くらいもちます。)





液体マグネシウム(ニューサイエンス超高濃度マグネシウム)も何度購入したかわからないくらいリピートしています。

 

娘たちの水筒にお茶を用意する時にはポタポタと数滴入れています。(多すぎると下痢してしまうので量には注意です)


マグネシウムが不足するとうつや慢性疲労にも繫がるのだそうで、(下痢しないようにお通じには注意しつつ)積極的に自分が摂る&娘たちにも摂らせています。


マグネシウムをサプリメントで摂取する際には便通促進作用の強い酸化マグネシウム以外(塩化マグネシウムやクエン酸マグネシウムなど)が良いようです。


入浴剤としてエプソム塩(硫酸マグネシムを多く含む)を使用すると、皮膚から吸収されるそうでよいそうです。

こちらの入浴剤もブロ友さんに教えて頂いてから何度購入したかな?というくらい繰り返しリピートしています。

 


娘たちにも半分に割って飲ませています。


・ビタミンB群

ビタミンBはエネルギー代謝に欠かせないビタミンで、集中力に関係します。複合的に摂れるのは、牛肉、豚肉、ウナギ、カツオなどの動物性食品、玄米、雑穀、豆類などの植物性食品に多く含まれます。

我が家は自分も子供達にもサプリメントで摂らせています(医療用複合ビタミンB)。


先輩ママさんに教えて頂いてナイアシン(ビタミンB3)も摂ったりしていました。脳神経の働きを活発にするという受験生によいサプリメントのようですよ(受験期には長女にもせっせと夜飲ませていました。)(私はめちゃくちゃナイアシンフラッシュが出るのですが血流アップの好転反応なのだそうで、むしろそのフラッシュが気持ち良かったりします(^_^;))


・DHA EPA

青魚に多く含まれます。サバ缶をせっせと摂取する他、EPAはサプリメントでも摂っています(医療用)。サプリメントを選ぶ際は、すごく質に差があるので良質のものを選んだ方がよいです。


・レシチン

神経伝達物質アセチルコリンの原料になる物質で、記憶力の定着に欠かせない栄養素です。卵黄に多く含まれます。レシチンの摂取の為、積極的に卵を食べて(食べさせて)います。


・チロシン

必須アミノ酸の1つ。集中力、興奮に関係する神経伝達物質ドーパミン、ノルアドレナリンの原料、自律神経の調整に役立つ物質でチーズ、ナッツ、大豆、バナナに多く含まれるそうです。


・食物繊維を多く、白砂糖と油を少なく

食物繊維は血糖値の急上昇を防ぐ効果、腸内細菌のエサになり腸内環境を整える働きがあるので、受験生は特に意識して摂取するべきです。玄米、雑穀、全粒粉、まめ、いも、海藻類、きのこ類、緑黄色野菜を積極的に摂りましょう。逆に白砂糖や油の摂取に気をつけましょう(摂りすぎると燃焼するためにビタミン、ミネラルを大量に消費してしまうそうです。スナック菓子、菓子パンの摂取には気を付けましょう。


⑤食事リズム・分食


朝食は脳の体のスイッチを入れるもの。必ず朝食を摂りましょう。朝食では体温を上げて集中力を上げる為に肉、魚、卵、乳製品などの蛋白質を摂りましょう。昼食はバランスを考えたもの。夕食は睡眠を妨げないように消化が良いものを心がけましょう。

前述したとおり、集中して勉強しないといけないときには副交感神経が優位にならないように一度でお腹いっぱいにならないように分食するのも理論的にはよいです。分食する場合はトータルで過剰にならないように気を付けましょう。分食はアスリートや糖尿病妊婦さんにも勧められる食べ方です(糖尿病妊婦さんは血糖値の徹底的な管理が必要です)。



⑥体力維持


集中力の維持には最後にはなんといっても体力です。受験期も何らか運動をずっと継続出来ているのが理想です。我が家は続けられていなかったので、どうやって身体を動かす、体力維持の機会をもつか?がずっと課題でしたえーん

(親子で早朝散歩…は理想だと思いますし先生からも散歩を勧められましたが、朝の苦手な私達母子には無理でした…笑い泣き)マンションの1〜10階の昇り降り×数セット、が娘が思い立った時にやれていた運動でした。

運動は息抜きにも、体力維持の為にもなり、運動自体により頭の働きを良くしますし、受験期間も積極的に運動を取り入れられるのがベストです。


【番外編】

⑦鼻洗浄


長女は鼻炎もちで、鼻炎の調子が悪い時は驚くほど(本当に、驚くほど…)パフォーマンスが落ちましたガーンガーン

鼻炎もちにとっては、鼻炎のコントロールは重要ですよね。

長女にはテスト日の朝には必ず鼻洗浄させてから送り出していました。


受験期後半にはハナクリーンとサーレSを大量買いし、母子3人で鼻洗浄を毎日のルーチンワークとしていました。(母子3人とも副鼻腔炎になりやすい体質です)

 

 

裏ワザですが、上述の超高濃度液体マグネシウムを数滴(〜8滴程度)鼻洗浄液に混ぜると良いそうで、長女の鼻洗浄液にせっせと混ぜていました。マグネシウムの補給になりそうです。

 



以上、駆け足ですが応援する2025年組さんにお伝えしておきたかったので記事にしました。脳力アップのオタク的試みについて、また余裕あれば書きます。


頑張って下さいね。

心から応援しております!!