今日は上肢の挙上(upper limb elevation)について気づいたことです!

上肢の挙上(腕をあげる動き)は大きく分けて前方挙上と側方挙上があります。

普段何気なく腕を挙げておりますが、それにも個人差があります。大抵は前方と側方の中間領域(前額面に対して30度~80度程度)で日常生活の動きが行われます。しかし、よくよく見ると側方からの方がスムーズに上肢か上がる人と前方からの方が上肢がスムーズに挙がる人がいます。
スムーズの基準は可動域と脊柱の動きが最後に出現するかで判断します。

パソコンをしている時に脇を開いている人と閉じてる人はこの動きに関連がありそうに思えます。まだ数例の方しか確かめていないので、不確かさはあります。側方の方は脇を開き、前方の方は脇を閉じるまたはまっすぐ前に出すという人が多いです。

肩関節は一般的には肩甲骨と上腕骨で構成されており、肩甲骨は鎖骨と関節を成し胸郭と繋がっています。そのためこの違いは胸郭の形状による肩甲骨の向き(前方に30度~60度向いている)、肩甲骨の関節の向き、上腕骨の捻れに関係しているのではないかという印象を受けています。

肩の話を進めると終わらなくなってしまうので割愛しますが、何気ない仕草は骨や関節の構造と影響しあっているのではと気になっています。気になっているだけでまだ確かめている段階です。

もう少しはっきりしたらまた綴ろうかと思います。

以上!