この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」
池上彰 著
1945年の終戦から約20年ほどで日本は経済大国へと成長を遂げた。
20年でってすごくないか
どうやって日本は敗戦から立ち上がってきたのかを知りたくてこの本を読んでみた
印象に残った点
東日本大震災時に起きた福島原子力発電所事故
⇒アメリカのGE社製で、日本のような地震、津波を想定していない構造であったため、
非常用電源が地下に設置されていた。津波により浸水し被害が大きくなってしまった。
GHQによる政策
農地解放:小作人に農地を分配。自作農になった人々のやる気を出させ、生産性向上、食料不足脱出を図る
財閥解体による企業の競争力アップ
1ドル360円:輸出を通じて経済が発展する。アメリカは日本を経済大国に成長させることで他国へ力を見せつけたかった
自衛隊:朝鮮戦争を機に誕生する。アメリカが居ない合間に攻め込まれないように
バブル景気(1986~1991)
プラザ合意:貿易赤字に苦しむアメリカからの依頼。円高へ
公定歩合引き下げ:円高対策のため低金利へシフト⇒企業や投資家が一斉に資金を借り、土地を買い上げ地価高騰する
バブルつぶし:不動産融資の総量規制に踏み切る。公定歩合引き上げ