Cream(クリーム)の「White Room」(ホワイト・ルーム)は、1968年にリリース(英国は1969年)され、
全米6位、全英28位を記録しています。いま聞いても色褪せない名曲です。

作詞&作曲は、ピート・ブラウン&ジャック・ブルースです。

この曲では、ジンジャー・ベイカーのドラムが目立っていて、勇壮な雰囲気を作り出しています。

また、クラプトンは、当時はまだ珍しかったワウ・ペダルを使用してギターを弾いています。随所において"ワウワウ"した音を聞くことができます。

ボーカルは、ジャック・ブルースがとっています。
この曲を、エリック・クラプトンは、自身のステージのレパートリーにしていますが、これについては当初、ジャック・ブルースが"ぶちギレた"という説があります。

歌詞は、詩人のピート・ブラウンの作、とされており、少し変わった表現が多くて難解です。

youtube動画は、ジャック・ブルースの顔がどアップになりすぎていて若干気持ちが悪い箇所がありますのでご注意ください。

 

 

次は、エリック・クラプトンのコンサート映像です。CD,DVDも発売された「24ナイツ」の映像と思われます。クラプトンのギターソロも冴え渡っていますが、

グレッグ・フィリンゲインズのボーカルが格好いいです(キーボードを弾いてます。彼は、マイケル・ジャクソンのツアーメンバーでもあったそうです)


クリームは、英国イングランドのロックバンドで、1966年~1968年に活動しました。
メンバーは、次のトリオ編成です。

  ジャック・ブルース(ベース、ボーカル)
  エリック・クラプトン(ギター、ボーカル)
  ジンジャー・ベイカー(ドラムス)

ジャック・ブルースとジンジャー・ベイカーはもともと犬猿の仲であったのをクラプトンの希望で一緒に組むことになったともいわれ、エゴのぶつかり合いからわずか2年あまりで解散しています。

クリームは、ジャズやブルースなどで行われるインプロビゼーセョン(即興演奏)をロックに導入した先駆者ともいわれます。
ハードロックの源流ともいわれているスーパートリオです。

1993年 にロックの殿堂入りをしており、このとき再結成して演奏をしています。

2014年にジャック・ブルースが71歳で亡くなり、
2019年にはジンジャー・ベイカーが80歳で亡くなっています。

エリック・クラプトンも最近は以前のようには手が動かなくなってきたらしく、コンサートツアーに出ることも少なくなり、来日する機会も減っています。
是非ともまた来日してこの曲を演奏して欲しいものです。