おばんです、こけしママです。
しばらく書けていなかった、不登校になってその後の話を書いていきたいと思います。
この続きです。
学校に行ってみる
初めての公開授業。授業の様子だけでも見て来ようと行ってみたのですが、これはしばらく学校には気が向かないだろうなと思いました。
(↓詳しい話はこちらから)
結局1週間休んでいた兄太郎。毎日のように「明日は学校行く」と言いながら、夜になると嫌だな〜というスイッチが入ってきて「行きたくない」と泣き始め、朝になるとすっかり行かないことを心に決めているという繰り返し、、、ナンナノダー
私自身は、『色々な子がいるのだから、学校が合わない子もそりゃいるでしょ』と思ってます。学校がつまらないと思う気持ちも共感できるし、身を削るような思いをしてまで行かなくても良いと思います。
でも、自分の子供が学校に行かなくなって初めて気づくんですが、見極めが難しい
気持ちの切り替えが大の苦手な兄太郎。ちょっと嫌だな〜と思うと「嫌だ」という気持ちで頭の中がいっぱいになってしまい、「絶対嫌だ〜」となってしまいがちなところがあります。 諭しても頑として譲らない、頑固な性格です。
「じゃあお家でゆっくりしよう」と言ってしまうには時期尚早というか、完全不登校を決断するほど「もう無理そうだな」という確信が持てなかったのです。
「行きたくない」の度合いによっては背中を押したほうがいいのかもしれな〜と悩みに悩み、変な話ですが、どのぐらい嫌なのかを見極めるため、学校に行かせてみることにしました。
地獄絵図の登校劇
週末が明けて月曜日。とにかく今日は学校に連れて行こうと心を決めている母。
兄太郎は「学校行きたくないな〜」と何度もため息をつきながらご飯を食べ、何度も同じことをつぶやきながら渋々準備、、、が進まない。
「しょうがない、今日もお休みしよう」と言ってもらえるのを待ってるように感じられました。
何が何でも今日は学校に連れて行こうと決めている母。嫌がる兄太郎を無理やり着替えさせ、もう本当に引きずって登校。
(こんな揉めてる様子を横目で見ながらも、父ちゃんはサクッと出勤なので、もれなく下の子を抱っこしながらの対応です)
「やめて〜!」と大声で泣き叫びながら全身で抵抗する兄太郎。小柄な母(身長150)は予想を上回る力に負けそうになりながら、とにかく引きずる。
電柱にしがみついた手を引き剥がしながら引きずる。 もう2人共汗だくな上に、下の子も抱っこして、ランドセルも担いで、兄太郎が車道に飛び出さないように腕はガッチリつかんで。
そのうち、興奮のあまり鼻血を出す兄太郎。
血まみれに
もう地獄絵図デス
通報されてもおかしくないぐらいの様相で何とか校門をくぐると、誰かが気づいて担任の先生を呼んで来てくれたようで、先生が迎えに出て来てくれました。
「大変でしたね。あとはこちらで引き受けますね!」
と明るく声を掛けてくれる先生。
ほぼ魂が抜けてる母
先生が来ると大人しくなった兄太郎。
観念したようにトボトボと手を引かれて学校に入っていきました。
、、、
こ、これはつらい
学校にはどうにか連れて来れたものの、兄太郎のか細い腕を無理やり引っ張ってきた感触が手に残り、心が折れそうでした
でも、とにかく考えても分からないので、とりあえずどんな様子で帰ってくるか、まずは様子をみようと思いました。
長くなったので続きます。