ダンナはノルウェー人だけど、日本語が少し読める。
こないだ一緒に日本に行ったとき、本屋で「断捨離」の本がいくつか平積みになっていたので、買おうかどうか考えてるんだ、とダンナに見せたところ、真面目な顔で「キミはそうやって自分の身の周りのものに見切りをつけていく人生を送るのか?」と聞かれた。とても買う雰囲気になれず、そのまま棚に戻した次第。
彼は私の周りのオランダ人と違って遠慮するとこあるよなぁ、と思うことも時々あるけど、そうはいっても根がヨーロピアンなので、欲しいものは欲しいというし(ダンナの場合「欲しい」ではなく「あってもいいよね」だけど)、いらないものはいらないとはっきり言う。
その彼を私の実家に連れて行くと、大変なことになる。うちの両親には、ダンナの5%は遠慮で残りの95%は本音の感覚が通じず、八割方は遠慮しているんだろうと思い込んでやたらにいろんなものを勧めるので、いろんな意味できりがなくなるのである。食事時にはいろんなものがダンナの周りに並べ立てられるし、お酒もいろんなのをちゃんぽんで飲まされるし、娘が連れてきた見知らぬ人間をここまで歓待してくれるのは娘冥利に尽きますが、時々は「いらないって言ってるんだからほっとけばいいじゃん」「だいじょうぶって言ってるんだから一人で行かせればいいじゃん」と間に入らないとダンナが窒息死してしまうんじゃないかと心配になる。
ということで断捨離。本の裏表紙しか読んでないからわからないけど、この言葉って日本的(というかアジア的?)な生き方してる人への言葉であって、もともとミニマリズムの世界に生きてる彼にはいまさら何をどう変えたいの?という言葉なのかも。
今朝はゴミ袋9袋を出した。曲がっちゃったIKEAのブリキの棚とか、普通のゴミ収集車が持って行ってくれるのか心配だったけど、さすが!おそるおそる確認したら、ぜーんぶ回収してくれました。引越しまでにゴミ出し日はあと2回。いつも朝会社に行く時間に車が来て「おはようございまぁす!」のやり取りをしてたので、なんだかちょっと寂しいわ~。収集のお兄さん達、今までほんとにありがとう!