▼悪天候のため、終日県連で年末発行のプレス民主号外作成など事務整理。合間に、民主党公認発表を受けてのマスコミ取材も。「残念だが、民主党の判断を重く受け止める。立ち止まって今後を熟慮」との判断を繰り返し申し上げました。

▼19時木次チェリヴァで島根原発2号機の新規制基準適合性確認申請の概要説明会に参加。速水雄一雲南市長、中国電力の古林行雄原子力立地本部長のあいさつ後長谷川千晃副本部長が、島根原発、新規制基準、適合性確認申請概要を説明。

▼「再稼働前提の説明は受け入れられない。事故は絶対に起きないのか?起きた場合の責任は?」との質問に古林本部長は、「事故は起こるかもしれないとの前提で対策に取り組んでいる。万一事故が起きれば、法律によって電力会社は無限責任を負う」と回答。

▼「福島以降状況が変わった。ぜひ安全協定を結ぶべき。知事が了解を発言した後の説明会はいかか」との意見に速水市長は、「中国電力に安全協定締結を要求。県と交した覚書での確認があり、知事には『意見を聞く前の判断はおかしい』と言った。今後順序を踏んだ手続きを求める」と回答。

▼その他、「福島の事故の原因は不明で、影響は30キロに収まっていない」「避難の際、2000台もバスが足らず、渋滞も起こり逃げられない。中電は市町村に避難を丸投げか!」「原子力に頼らないで再生可能エネルギーにシフトすべき」との厳しい意見が相次ぎ時間切れ。

▼最後に速水市長が、「明日市議会全員協議会、特別委員会を開き、20日最終日に市の考えを判断する」と表明。2時間の日程で、参加者は約50名。空中戦に終始した感もあり、深まりある議論となったかどうか。それにしても、説明会すらない松江市民は、雲南まで出かけるはめになりました。