▼昨年暮れの衆院選から1年と1日。元職143人を対象とした次期衆院選公認申請を民主党に提出していましたが、10月末の一次集約34人に続き今日の二次集約33人にも入らず。残念ですが、「一旦断念し、立ち止まって行くべき道を熟慮する」との決断に至りました。

▼本部選対の公認基準は、ただ一つ、「勝てる候補」。衆参4議席を自民党が独占する保守王国・島根で苦闘する私たちにとっては誠に厳しいものてわすが、議席が激減しゼロからの出直しが求められる民主党にとっては、止むを得ぬ選択なのか…。

▼公認という刀が折れ、資金支援という矢が尽きては踏ん張りきれません。この間、再起に向けご期待・ご支援いただいたみなさまに力不足をお詫びするとともに、今後私に何ができるのか、何を為すべきかを改めて熟慮しつつ、引き続き可能な範囲で政治活動を進めます。

▼写真は、厳冬の衆院選で着ていた赤いジャンパー。「愚直に汗をかく。」とのキャッチフレーズを掲げ、ひたすら島根のために働いた3年3カ月の取り組み継続を訴えましたが、思い届かず一敗地に塗れました。

▼市場主義と右傾化の「富国強兵」国家へと爆走する安倍政権に対し、「一強政治はよくない!」との世論もようやく聞こえつつある昨今。寒い冬に負けることなく、やがて来る春に向け再起を期します。