▼くにびき大橋南詰めで朝立ち。「民主党の所得補償は、生産調整に参加する農家に恒常的赤字部分を助成し転作作物を支援。経営安定化と自然体の転作による自給率向上を進める仕組みで、農家には好評だった。安倍政権の廃止方針は、小規模農家切り捨てで農業も農山村も維持できない」と訴え。

▼久しぶりに晴れ渡り、あちこちポスター点検など。奥出雲では、「減反(所得補償)廃止で山ん中は作れんようになる」との農家の声。もうすぐ雪の便りが聞かれる山間地の切実な声でした。

▼写真は、雲南市大東町篠淵で見た薪(まき)置場。化石燃料が普及する昭和30年代まで、日本はおろか世界中が薪(木質バイオマス)でエネルギーを調達。今、アベノミクスの燃油高騰で、環境負荷のないバイオマス利用が割安に。再び追い風です。

▼ところで一年前の今日、野田総理が党首討論で、「衆議院の議員定数削減を確約するなら衆議院を解散する」と自民党の安倍総裁に迫りました。その部屋に同席した私(小室)は、驚きを持ってそのやりとりを見たもの。

▼その後2日間で遮二無二公債特例法案、当座の0増5減法案を通し16日に解散。1カ月後の総選挙では、自民党・公明党に政権が交代。禁じ手である公債特例法案すら人質にする狡猾な自民党に比し、残念ながら経験不足だった民主党。無念です。



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