●16日解散迫る

 本日の党首討論で野田総理は、解散の確約を求める自民党の安倍総裁に対し、「特例公債法案」「一票の格差是正と定数削減」「国民会議の設置」の3つの課題解決を求め、特に定数削減の道筋をつけられれば、「16日に解散してもいい」と言及し、安倍総裁に確約を迫りました。
この2日間の動向を見定めつつ、最短コースでの乾坤一擲の勝負に出た野田総理。党内に異論はあり、私(小室)も本意ではありませんが、いずれ国民の政治選択を求めなければならないのは間違いないところ。来るべき時に向け全力を尽くします。


★★★★★★★★★★★


 東京は晴れ。

 8時30分公務員PT・総務部門合同会議。
 自律的労使関係措置のための地方公務員法改正案の説明。私(小室)から、「認証労働組合に過半数要件がある。教職員団体等は要件を満たさない例が多いが、従前の扱いができる規定に」と要請。総務省は、「これまで同様の対応ができるよう助言」と回答。
 閣議決定後、国家公務員4法案とともに成立を期します。

 10時エネルギー・環境調査会総会。
 革新的エネルギー・環境戦略について国家戦略室から、「『2030年代に原発ゼロをめざし、あらゆる政策資源を総動員する』は、政府のブレない方針」など報告。

 10時30分山陰道益田~萩間要望で山本浩章益田市長が来室。石見空港の羽田2便化問題も含め意見交換。

 11時憲政記念館で全国石油商業組合連合会の増税反対総決起集会。
 関正夫会長が、「東日本大震災ではガソリン・食料・灯油が必需品だったが、エネルギー課税強化の動きは遺憾。二重課税は3千4百億円にもなる。SSが生き残れるよう増税反対でがんばる」と訴え。
 民主党エネルギー・環境調査会の大畠章宏会長などが、二重課税問題などに取り組む決意表明。

 14時溝口善兵衛知事が、神話博しまねの報告に来室。
 東京での「出雲-聖地の至宝」展に天皇陛下を迎えたとのことで、「来月県の重点要望を」とのお願いも。
 直後、県石油商業組合・石油政治連盟の土田好明理事長・石川武会長が税制要望で来室。

 14時30分総務省郵政行政部の佐々木祐二企画課長が、郵便局での行政サービスの現況報告。160市町村611郵便局で住民票交付などを実施。さらに拡大予定。

 15時院内での党首討論を傍聴(※この時点性急な解散は想定せず)。
 野田総理は、議員定数削減など3課題解決を自民党の安倍総裁に迫り、「(やるべきことができれば)16日に解散してもいい」と言及。安倍総裁の顔が赤く硬直しましたが、この時点では明言なし(※この後の自民党役員会では、次期通常国会での定数削減を確約する方針を決定)。

 16時30分県市長会の松浦正敬松江市長、近藤宏樹安来市長が来室。
 ▼地方交付税、▼米軍機の低空飛行訓練、▼簡易水道事業統合への財政支援、▼国民健康保険制度の県広域化、▼予防接種の財源措置など要望。政局も交え、若干意見交換。

 20時衆議院事務局から、明日9時から政治倫理・公職選挙法改正特別委員会を開くと連絡。参議院の定数是正・削減法案の審議予定。否応なく解散に向け走り出しています。

 ワールドカップの日本VSオマーン戦をTV観戦。
 前半左サイドを崩し清武が得点。後半追いつかれるも、岡崎のゴールで勝ち越し。積極的に仕掛け、ジャパンは勝ちきりました。