●女子校でアフガン講演

 シャンティ国際ボランティア会(SVA)とアフガン寺子屋プロジェクトメンバーで松江市立女子高校を訪問。2年生の英語の授業でSVAアフガニスタン事務所のワヒド・ザマニ副所長が現地報告。質疑で「女子学生の夢は?」と聞かれたワヒド副所長は、「30年の戦争で失われた教育や自由、男性と同じ権利を与えられること。現実的には、いい男性と結婚し安定した暮らしをすること」と説明。
授業の最後に、「同じ空の下で暮らすアフガンのこどもたちのことを忘れないで下さい。今は貧しい国だが、将来は発展して貧しい国を応援する国になりたい」と訴えました。


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 松江は曇り空。

 7時20分松江市役所ポンプ場横で朝立ち(通算1046回)。
 ポスター看板が倒れる程の強風の中、私(小室)から、「野田総理は、『決められない政治の悪弊を断ち切る国会にしたい』と訴え野党の協力を求めている。特例公債法案、衆参の一票の格差是正・定数削減、国民会議設置などの懸案前進に国民のみなさまの後押しを」と訴え。

 9時市立女子校でSVAスタッフとともに校長先生などと懇談。図書館見学後、10時から2時限目の授業でワヒド副所長が、アフガンの国情と学校建設などSVAの取り組みを英語で報告。
 女性の識字率が12%など、特に厳しい女子教育の様子に驚きながら熱心に聴き入る生徒たち(※半分わかっていなかったかも?私も事前知識がなかったらちんぷんかんぷんか…)。

 質疑に応え、ワヒド副所長は、「医療保険がないため、貧しい人はよい医療が受けられない」「ワルワーという制度があり、嫁をもらう側がお金を出す。貧しい家庭の女の子は、15~16歳で(実質)売られる」「アフガニスタンは女性の権利が制約されているが、戦争前にはスカートをはき医者や教師・弁護士もいた。今はクォーター制で国会議員の1/3は女性」などの報告も。

 終了後、福山に向かうSVAスタッフと近い内の再会を約束し別れました。

 昼はホテル宍道湖で勝部所長と昼食。石田秘書は愛妻弁当。

 13時過ぎ事務所を出て事業所あいさつ。

◆障がい支援サービスを行っているあるNPOでは、「利用者の高齢化で新たな事業展開に家族の理解が得にくく現状で精一杯」との話。職員の処遇改善が課題でした。

◆ある歯技工士ラボにはたくさんの技工士が働いておられ、歯科診療報酬のプラス改定などの取り組み実績などお話。

◆ある警備会社では、道路交通警備の作業員の労賃補償問題であれこれ。民主党議員連盟で「公契約法案」の原案はできましたが合意形成に手間取っている状況。「さらに努力」とお話。

◆ある会社では、仕事外の土地取引であれこれ。売れ残っていた乃木の区画整理地が、田和山開発で一気に地価が上がったとのこと。菅田から東奥谷にかけても現在開発が進んでいます。

◆ある会社の営業部長から、「維新の会は島根からも出ますか?政権でもとったらえらいこと」との発言。「1区は立てる方針。維新八策は、政権を担っている立場から言えば、できないことを言っているとしか思えない」とお話。

 夕暮れまで歩き30事業所で終了。旧知の方あり初対面の方ありで様々声をいただき、経済動向も含め勉強になります。

 今日は衆議院予算委員会開会ですが、メンバー以外は国会日程なし。明日午後日程が入り、私も上京です。