●忘れないで!

  アフガン寺子屋プロジェクト現地報告会。島根からの募金で学校建設に取り組むシャンティ国際ボランティア会(SVA)ジャララバード事務所のワヒド・ザマニ副所長は、「恵まれない環境の中、こどもたちは喜んで学校に来ている。どうかこどもたちのことを忘れないで!」と継続支援を訴え(以下講演要旨)。
▼ナンガハル州やカブール州の教育環境は改善しているが、50%は未だ校舎がない。治安悪化や政府の能力不足が原因。
▼寺子屋の支援で8校目となるガジ・シルザマン・カーン小学校(レンガ造2階建・16教室)を建設中。職がない村人を60名程度8ヵ月雇用して工事を進め、今年中に完成予定。
▼来年度は、ジャマルディン・バルキ小学校(4千3百人・3部制)を建設する予定であり、みなさんの支援に感謝している。

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 松江は雨。  9時嫁島事務所で洲浜昌利後援会長と懇談。

 9時40分事務所を出て、雲南市議選に3選をめざし立候補した●●■候補事務所へ。 定数22名に23名が立候補する少数激戦となり、受付を済ませた●●候補は、選挙カーで立候補あいさつしながら事務所へ。

 10時50分雨も上がった地元の集会所前で支持者のみなさん約100名を前に第一声。 応援に立った私(小室)は、「地域の未来を決めるのは市民。そのために大事な選挙」と訴え。足立昭二県議は、「毎年500人の人口減少。衰退する周辺部の声を届ける即戦力の議員が必要」と支持を訴え。
 マイクを握った●●候補は、「命を守る、働く人を大切にする、市民の声を生かす議会をつくる」と力強く訴え遊説に出発。

  11時30分阿用公民館のアヨ祭りにちょこっと顔出し。館長さんの計らいで抹茶をご馳走に。ぜんざいも食べました。 祭り会場前では、市長選の速水雄一候補、藤原隆広候補がニアミスのよう。バトルです。

  12時30分松江テルサで連合島根の役員のみなさんにあいさつ。 40分民主党の安住淳幹事長代行を出迎え。この後連合との懇談会があり、私はあいさつのみで失礼。

 15時県職員会館でアフガン寺子屋プロジェクト現地報告会。 最初に渡部通恵代表世話人が、「8校目の学校を建設中。大正町に『ゆりっく』という常設バザー店を始めた。私たちの活動が、彼らの勇気になっている」と引き続き支援を要請。
  SVAの三宅隆文事務局長、ジャララバード事務所のワヒド副所長、セキュリティー・オフィサーのナセルが自己紹介。 ワヒド副所長は、「治安は年々悪化。反政府勢力タリバンの攻撃は、軍から有力民間人へ移行。4月には、議会や米・日本大使館が攻撃された。14年の米軍・国際治安維持部隊撤退は早すぎると国民は思っている」と報告。寺子屋の支援による学校建設の様子を写真を交えて報告。
  教育・生活環境について熱心に質疑。 最後に、昨年度の募金100万円をSVAに寄託。来年度の9校目の学校建設に充てられます。

  17時30分ニューアーバンホテル2F万咲久で寺子屋有志とSVAスタッフとの交流会。刺身やしじみは「オイシイ」と好評。
 01年の9.11米同時多発テロ後のアフガン空爆を受け、02年に市民有志でこのプロジェクトを立ち上げ。「武力で平和は来ない。教育支援を通じて自立を」と訴え募金を集め、8校の学校建設が進むなど活動は着実に進展。しかし、平和構築はなお道遠しです。