●政策の大転換

 先週金曜日の民主党エネルギー・環境調査会の資料入り。9月14日政府のエネルギー・環境会議で「2030年代に原発稼動ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する」との『革新的エネルギー・環境戦略』を決定。
その実現のためには、様々な法律に基づく計画の見直しや制度改革が必要であり、今後のスケジュールとして、▼核燃料サイクルや国際社会との連携、立地地域対策などの『原子力政策見直し』に着手。
▼『グリーン政策大綱』を年末を目途に策定、▼『電力システム改革戦略』を年末を目途に具体化、▼『地球温暖化対策計画』を年末までに策定などの日程を確認。電力需給にも配慮し、引き続き(北海道などの)節電努力も要請。
「原子力を国策として推進する」との自民党政権時代からの政策の大転換であり、「十分に透明性を確保したプロセスで丁寧に情報開示し、検証を行い、不断に見直す」との基本姿勢で臨みます。


★★★★★★★★★★★


 松江は雨から曇り空。

 8時30分嫁島事務所で連合島根などと4者協議会。
 私(小室)から、「国会は、自民党内で強硬姿勢の参議院と執行部の方針の違いが表面化。今月22日までに解散しなければ年内選挙は日程上困難だが、それまでに3つの課題(特例公債法案・選挙制度改革法案・国民会議の設置)を処理できるか微妙。何があってもおかしくない」と報告。

 それぞれ取り組み状況の報告。
 第3極結集の動きについて、「軽々しく維新という言葉を使っている」との批判が出され、民主党の立ち位置や政策をわかりやすく伝える必要性の提起など。

 午前中は、ホームページの原稿作成や連合向け政策ビラの校正など事務整理。

 11時過ぎ事務所発。自宅で荷物をまとめ米子空港へ。2Fかばで海鮮ちらし。

 13時05分米子発羽田便で上京(150往復目)。都内も曇り空ですっきりしない風情。15時15分議員会館事務所着。

 16時街路や区間整理など都市基盤整備事業推進大会に上京された県土木部都市計画課の神田文明GL、出雲市都市建設部の浅津彰敏次長、益田市建設部の田中健次長、県土木協会の渡部清美事務局長などが決議を持って来室。

 17時総務委員長室で理事懇談会。
 メンバーは、民主党の松崎公昭・逢坂誠二・私・奥野総一郎、自民党の森山裕・橘慶一郎、国民の生活が第一の福嶋健一郎、公明党の西博義(欠席)の8人。オブザーバーとして、共産党の塩川哲也、みんなの党の山内康一議員が出席。

 明日11時から委員会を開催し、樽床伸二総務大臣・下地幹郎郵政民営化担当大臣などから所信聴取の日程を確認。
 途中、生活の福嶋理事が、「予算委員会を開くのが先だ」との理由で総務委員会開催に反対し退席。小宮山洋子総務委員長が、「限られた日程であり、予算委員会も必ず開くとの前提で委員会立てを了承いただきたい」と理解を求め決定。

 その後、若干事務整理して早めに宿舎へ。
 明日は、総務委員会の他、山陰道整備既成同盟会の国土交通省若井康彦大臣政務官への面談要望などの予定です。