●総合合算制度

 ある介護事業所の所長から、「70歳以上医療費は1割だが、若い人は3割負担。ガンで自宅療養される若い人の負担が軽減できないか」との要望。訪問看護をしておられ、最近ニーズが増えているよう。
高額療養制度などの仕組みもありますが、より負担を軽減する趣旨から「マイナンバーを活用した『総合合算制度』を予定している」とお話。所得の的確な把握を進め、医療・介護サービスの利用者負担について所得に応じた上限額を定める仕組み。まず、マイナンバー法案成立が必要で、なお時間がかかりますが、着実に進めるべき課題です。

★★★★★★★★★★★

  松江は晴れ。

 7時20分上乃木交差点ローソン前で朝立ち(1044回)。
 私(小室)から、国道432号線の改良予定、原子力防災計画の見直しなど報告。「来週始まる臨時国会では、赤字国債発行法案や衆参の議員定数是正・削減法案(※前国会では、小選挙区0増5減、比例区40減の民主党案を衆議院で議決。参議院で審議拒否・廃案)などについて、野党の理解を得て成立させたい」と訴え。

  9時35分嫁島事務所を出てあいさつ回り。
◎松徳学院の河上隆一校長に面談。「こどもたちを育てるのは未来への投資」と力説。「イギリスは移民を受け入れ国力を維持しているが、「日本は島国だから難しい」との話。たくさんの言語を操ったスペインの宣教師フランシスコ・ザビエルも、「日本語は悪魔の言葉と言った(※それだけ難しい)」という話もお聞き。
◎古志原・津田・大庭を所管する松南第1地域包括支援センターでは、「人口は多い、高齢者は多い、独居が増えて大変」と現状をお聞き。地区内の市営住宅入居者の高齢化問題の指摘もありました。
◎ある社長は、「太平洋側との格差をなくすべき」との趣旨で高速道路無料化や山陰新幹線建設を要望。「無料化は、震災復興のため中断」とお答え。新幹線は「う~ん」です。  昼はホテル宍道湖の日替わりランチ。

  13時30分労働会館で部落解放・人権政策確立要求島根県実行委員会総会。 25年前県職員で川本総務事務所勤務時代お世話になった部落解放同盟島根県連合会の浅原寛巳会長、来賓の中央本部・松岡徹書記長(元参議院議員)にあいさつ。
  久保田享信会長が、人権救済法案成立を訴えあいさつ。 私も、「9月法案を閣議決定。法務委員会で自民党議員の一部に根強い反対がある」と報告。行政・企業・運動団体が力を合わせて前進を図ろう」と訴え。

  引き続き事業所あいさつ。
◎県関係の職場で、旅費事務等が個人入力に変わったことであれこれ。かつて庶務事務を集中化、さらに一歩進めての個人入力方式へ移行。慣れない現場の悲鳴と「返って非効率」との批判も。

  16時過ぎ嫁島事務所へバック。今日は22事業所で終了。
  今日閣議決定された「経済危機対応・地域活性化予備費」で措置する国土交通省・農林水産省予算の情報がメール入り。 6次産業化促進基盤整備事業(能義・大塚)に7.9億円、水源林造成事業に2.7億円など。島根の元気づくりに役立ちそうです。
  県医師政治連盟から医療政策やTPPについて質問状が来ており、回答を作成。2時間近くパソコンとにらめっこ。 県民のみなさまからもメールで質問をいただきますが、回答作成に毎回四苦八苦。時間もかかります。