●時代の渦の中

 超大型ハリケーン「サンディ」がニューヨークを直撃。地下鉄やバス、航空機など交通が途絶。730万世帯が停電するなど都市機能が麻痺。3メートルもの高潮で、数十万人が避難勧告。工業文明の発達によるCO2排出増加が地球規模での気候変動を引き起こし、その落とし子が「サンディ」です。ひるがえってわが国は、「決められない政局の政治」の渦中にあります。
時代の変化への対応を怠り、行き詰まった自民党政権を打ち壊し、「(税金の使い方である)政策を国民が選挙で選択する-政権交代のある民主主義」をつくるための政権交代でした。その目標を見失なうことなく、愚直な歩みを続けます。

★★★★★★★★★★★

 東京は曇り空。

 洗濯物&布団を干し青山宿舎発。

 10時15分海事振興議員連盟総会。
 海運・造船業界などから、▼トン数標準税制拡充、▼老朽船の代替建造支援、▼離島航路補助金確保、▼海洋資源開発の産業化、▼巡視船建造などの税制・予算要望を受け決議を採択。

 11時総務省人事・恩給局の井波哲尚次長など来室。
 402万円の国家公務員退職金引下げ法案、新3階建年金法案の説明。来月2日閣議決定をめざし関係者と調整中。

 11時30分山陰中央新報の藤原基荘記者が来室。
 島根2区の候補者擁立の取材で、「地元県議を中心に汗をかいてもらっている」とお答え。

 13時院内で両院議員総会。
 野田佳彦代表が、「内外ともに困難な課題があるが、一つひとむ解決できる国会にするためご協力いただきたい」と結束を呼びかけ。
 輿石東幹事長は、参議院で総理所信が行われなかった事態に、「こんなことがあっていいのかと憤りを感じる。国会の責任放棄の状況を続けるわけにはいかない」と野党を厳しく牽制。

 安住淳幹事長代行は、「臨時国会は短期決戦。ためらうことなく衆議院の力を使い、一方で丁寧に理解を求めながら特例公債法案を成立させたい」と訴え。
 細野豪志政策調査会長は、「総理から、特例公債法案と国民会議立ち上の指示を受けた。野党に理解を求めたい。マニフェストは、できるだけ早く多くの声を聞いてつくる。策定作業を通じ、民主党を再統合する機会にしたい」と報告。

 14時30分総務部門コアメンバー会議。
 松崎公昭・大島敦・藤末健三座長、林久美子副座長、コアメンバーに逢坂誠二・吉川沙織・奥野総一郎・稲見哲男・石津政雄・私(小室)、オブザーバーに小宮山洋子総務委員長を確認。

 臨時国会提出予定の退職金法案、新3階建年金法案、自律的労使関係制度の地方公務員法改正案など調整中案件の説明。マニフェスト検証の取り組みなど協議。

 15時30分内閣府地域主権戦略室の新井豊次長などが来室。
 義務付け・枠付け見直しの第3次一括法案、国の出先機関廃止に向けたブロック単位移譲について説明を受け意見交換。

 島根でも市町村の反対が根強い国土交通省整備局の移譲ですが、▼市町村の意見反映、▼箇所付け権限は引き続き本省事務に、▼大規模災害時は万全の対応(丸ごと移譲)などさらに工夫。今後理解を求める努力が必要です。

 その後公式日程なく、県医師連盟からの質問状の回答を書き上げ郵送。
 来週月曜日浜田市、火曜日大田市で連合島根主催の時局講演会があり、来県予定の相原久美子・石橋通宏参議院議員事務所と打ち合わせ(お世話になります)。