●政策前進に汗

 約2週間ぶりに上京。宇津徹夫浜田市長、山碕英樹飯南町長などと佐々木隆博農林水産副大臣に面談。島根の農業基盤整備予算やふるさと農道の制度継続を求める要望を行い、日帰りで帰省。来週から臨時国会となりますが、首相問責決議を可決している参議院は、自民党の反対で審議入りの目処立たず。
まずは、衆議院での所信表明、代表質問あたりからそろりと始まる運びです。田中法務大臣の任命責任など厳しい追及も予想され、何とか赤字国債発行法案と選挙制度改革に道筋をつけ政策前進を図りたいもの。そして、年末の予算編成に向け、島根のために汗をかく。それが、私(小室)の責任です。


★★★★★★★★★★★


 松江は晴れ。

 7時15分米子発羽田便で上京。東京は抜けるような青空。

 10時県退職公務員連盟の田中忠厚専務理事など6名が議員会館事務所に来室。
 年金の職域加算存続、高齢者医療制度改革などの要望があり、「国民会議の設置などやることが遅い。イライラする」とお叱り。「同じ思い。伏して自民党にお願いしているが、応じてもらえない」と釈明し、国会議員を代表してお詫び。

 安田勝司美郷町議もメンバーで久しぶりにお会い。山くじら(イノシシ)の絵入り名刺で、「おっかあが、革をなめして小物を作っている」と立派な名刺入れをお持ちでした。

 11時民主党へ。和田章一郎代表代行とともに鉢呂吉雄選対委員長に面談。来年任期を迎える衆参の国政選挙について状況報告の上対応を協議。
 不在の間、県農林年金受給者連盟の伊藤薫会長などが来室でした。

 11時40分総務省の田口尚文総括審議官など13人が来室。
 臨時国会に提出予定の国家公務員退職手当法改正案(402万円引き下げ)、厚生年金法改正案(新3階建て年金)、地方公務員制度改革法案、など概要説明。

 今国会から私は衆議院総務委員会理事となり、より懇切な情報提供とあいさつのよう。「懸案前進に向けてがんばりましょう」とお話。
 情報流通行政局の鈴木茂樹郵政行政部長には、「郵便局を活用した年金記録など行政サービス提供の拡大について検討を」と要請。

 14時15分県農業農村整備推進協議会の宇津会長(浜田市長)、山碕飯南町長など来室。農業基盤整備要望の説明を受け、45分院内で笹木竜三副幹事長に面談。

 15時15分農林水産省で佐々木隆博副大臣に面談。
 宇津会長から、「農業農村整備予算の確保と6次産業化の支援を」と要請。

 佐々木副大臣は、「年末度予算に向けツメの段階。予備費の話が出ており、体質強化整備促進事業や6次産業化促進事業などを要求したい。ふるさと農道は総務省にしっかり申し上げたい。小水力発電は、具体に上がってきた段階で国土交通省と個別協議したい。
ため池整備は、全国防災の枠でもやっているが…。元々、『住民税で復興の負担をするのであれば、地方の防災にも』と知事会や自民党から要望があったもの。危険度の高いところはきちんとやりたい」と明快に回答。

 山碕町長は、「飯南町内の600ヘクタールの農地全てで農地・水保全管理支払交付金の向上事業に取り組む。早く交付決定してやらないと雪が降る」と督促。
 私から、「ふるさと農道では、総務省の姿勢は固い。農林水産省からさらに強く働き掛けを」とお願い。

 18時05分羽田発米子便で島根にとんぼ返り(通算148往復)でした。