●隠岐3日目

 今日は西ノ島町を一巡し、隠岐の島町で国政報告会。マニフェストについて私(小室)は、「6割方前進。しかし、東日本大震災もあり埋蔵金は枯渇。一体改革で社会保障を支える決断をした。事前に『消費税を引き上げる』と書いていなかったことは申し訳ない」とお詫び。
隠岐の課題については、「4町村の要望を盛り込んだ離島振興法の抜本改正ができた。島の生活を支える事業を提案して欲しい。ガソリン値下げを昨年実施し、今年さらに拡大。年間7千万円の島民負担軽減になる。竹島問題は、所管組織検討や国際司法裁判所への単独提訴に進展しつつある」と報告。
「政権与党は批判にさらされ厳しいが、予算や法律を動かすことができる。地方いじめに戻さないため与党としてがんばりたい」と訴え。


★★★★★★★★★★★


 西ノ島町はスッキリと晴れ。

 8時30分ホテル隠岐を出て物井・倉の谷・宇賀・別府・大山で街頭。

 宇賀では、わらわらと地元のみなさん8人が出かけていただき、私(小室)から、離島振興法抜本改正や別府港のターミナル改修、ガソリン値下げなどの島の課題前進を報告。
 岩田県議は、「愚直に汗をかく小室議員にご支援を」と訴え。

 別府では、「幼保一体化を進めて欲しい」と施設長さん。「法改正は難しいが、一体改革が実現すれば予算措置でできることもある」とお話。

 大山では、西ノ島小学校のこどもたちが遠足。コイワシが小川に遡上しており歓声。
 海岸端で地元の方と懇談。「消費税を上げないと言うので民主党に入れた」と苦言があり、仕分けや埋蔵金など3年間で21兆円の財源を捻出したが、7兆円の埋蔵金を東日本復興にさらに掘り出しもう限界。社会保障のために消費税をお願いした」と釈明。

 12時10分角ともこ県議が合流し磯四季で海鮮丼。レインボーに乗る岩田県議切り離し。

 午後は、珍崎・三度・赤ノ江・浦郷・美田で街頭。

 珍崎では、役場職員が漁港入口におられ、「高潮で漁港の堤防を超えて県道にも海水が入り、救急車両が入れない」と説明。「県と協議」とのことですが、こういうものこそ全国防災事業の活用も考えられそう。

 三度モーモー館に銭太鼓の練習で集まった奥さん方8人。角県議の「母が浦郷出身です」との話で盛り上がり。「誰々さんの姉妹の何々で」とひとしきり。
 「何かしゃべれ」と求められ、私は、「社会保障・税一体改革にご理解を」「離島振興計画にみなさんの声を」と二つお願い。

 浦郷では、濱田明博副町長や仲吉正町議にも出かけていただき、診療所前で街頭演説。
 「別府港ターミナル改修は、国際観光交流拠点事業のハードルが高く、『ジオパークに認定される』と升谷町長とともに松原仁国土交通副大臣にプッシュし実現したが、認定漏れとなり、松原副大臣に嘘を言ってしまった」と裏話。

 今日は11ヵ所で街頭(通算1037ヵ所)。23事業所を訪問。

 17時15分フェリーしらしまで別府発。18時30分西郷着。

 18時45分隠岐島文化会館で国政報告会。連合関係者など約120人が参加。
 私から、マニフェストや一体改革、離島振興法改正、ガソリン値下げなどを報告。最後に、「隠岐は島根の縮図。やがて日本が直面する課題がここにある。隠岐の人はここで生きていく覚悟を決めてがんばっている。島根県も日本もその覚悟が必要だ」と訴え、参加者にお礼を述べ散会となりました。