●丸い月

 今日は「仲秋の名月」でしたが、あいにくの空模様で『丸い月』は見えず。ところで、このところ国連を舞台に日中韓が領土問題でさや当て。中韓側からは、日清・日露戦争まで遡った主張がなされており、考えさせられます。世界列強のアジア侵略が進む中、幕末維新から開国、「富国強兵」で脅威の近代化を成し遂げ列強の仲間入りを果たした日本。
アジアの希望の星と讃えられると同時に、隣国からは冷たい視線を浴びる結果となっています。寄って立つ位置が違えば、月の丸さが異なるのは致し方ないのか…。しかし、恒久平和という同じ『丸い月』をお互い見上げていることは忘れてはなりません。


★★★★★★★★★★★


 松江は雨。台風17号接近でどうなるのか、ちょっと心配です。

 9時45分ホテル宍道湖で県保険医協会の定時総会。
 吉岡繁治会長が、医療費の「損税」問題や医療費抑制の動きを指摘するあいさつ。

 私(小室)は、「毎年3兆円ずつ社会保障給付費が増えており、社会保障の安定化・機能強化のための一体改革に理解をいただきたい。医療費の消費税負担は診療報酬でみるのが基本だが、建物や高額医療機器が課題であり、別途検討する」と報告。
 共産党の尾村利成県議は、「医療費はゼロ税率を適用し、必要な社会保障財源は富裕層や大企業から取るべき」と党方針を強調。

 退席後、浅野俊雄県議から、「鹿野先生の本ではお世話になった」とお礼。「かつて鹿野道彦元農林水産大臣が書いた『山形新幹線』という著書を手に入れて欲しい」と頼まれ、5冊を手配し送ったことへのお礼。
 「オラは講演を聴きに来た」とのことで、順天堂大学の奥村康教授による「不老長寿と免疫」の公開講演会でした。

 ホテ宍を出掛けには松江玉造ハーフマラソン。たくさんの選手団が駆け抜けましたが、あいにくの雨でずぶ濡れ。沿道の警察官、地区体協などからのボランティアも大変です。

 11時30分雲南市三刀屋町のドンシューで辛うまの四川ラーメン。食べ終わる頃には、幸い雨も上がりました。

 午後雲南市の関係者宅をあいさつ回り。
 雲南は、今が盛りの彼岸花があちこちに。ところどころに稲ハデ、畑にはなすびやピーマン、唐辛子、里芋、大豆などの秋野菜。庭にはたくさんの草花が綺麗に咲いていますが、名前は???

 JA雲南の吾郷生善組合長宅であいさつ。放射能汚染堆肥問題で、「ご苦労おかけしますが、何とか対応を。できることは私たちもがんばります」とお話。
 頓原肥育センターのキログラム当たり400べクレル以下の汚染堆肥は飯南町の尽力で地域内処理、レベル以上は専門施設を建てて管理し東電に倍賞請求の方向ですが、三刀屋・吉田肥育センター分の処理が固まらず。雲南市とJAのもう一汗が必要なところ。

 道の駅さくらおろちでちょっと休憩し、オクラ2袋を210円で購入。夕方近くでお客さんは閑散でした。

 木次町一円を雨の降り出す夕暮れまで歩き、今日は143キロで終了となりました。