●ブレていないか?

 朝立ち後山陰中央新報の尾添大介記者が取材。「(経済界の反発を受け)原発ゼロ方針がブレているのではないか」との質問があり、私(小室)は、「残念だ。しかし、立地の青森県や国際的な核の安全保障の問題もあり、少し時間がかかったとしても(合意がつくれるよう)がんばって欲しい」とお話。
島根原発3号機が既設扱いとなることについて、「40年運転規制と矛盾するのではないか?」との質問で、「島根に限らずの課題。その上で、意志を持って『2030年代に原発ゼロ社会をめざす』との方針を決めた。結局、どれだけのスピードで代替エネルギーの確保ができるか(私たちの努力)にかかっている」とお話。


★★★★★★★★★★★


 松江は晴れ。

 7時20分くにびき大橋南詰めで朝立ち(通算982回)。
 私から、「尖閣の領有権を巡る対立が先鋭化している。領土問題は譲ることはできないが、今や中国は日本の最大の貿易相手国になっている。一部上場企業の6割が進出し、合計2万社11万人が中国で働いている、経済的には日米以上の結び付きがある。大局に立った冷静な対応を中国政府に求めたい」と訴え。

 角ともこ県議は、「原発ゼロ社会をめざす」政府方針を受け、再生可能エネルギーの利用拡大に向けた島根での取り組みを訴え。

 9時30分岩田浩岳県議と合流し県連を出発。
 あちこち事業所も回りながら、小平団地・太陽団地・西尾団地・大井・大海崎・入江・波入・馬渡と回り街頭でのあいさつ。

 私は、社会保障・税一体改革に触れ、「消費税は全額社会保障財源に改め、暮らしに返ってくる税制とする」と理解を求め、「民主党が一致結束できるよう代表選を取り組む」と訴え。
 八束町に入り岩田県議は、「C-2輸送機の導入問題では、県の重点要望で防衛省に申し入れ。松江市で必要な措置を取りまとめる方向となっている」と報告。

 昼は森山の「まつや」に。海鮮丼1260円にビビり735円の定食。しかし、美味しうございました。

 午後は、福浦・雲津・関と回りUターン。才・軽尾・諸喰・法田・七類と街宣。
 岩田県議は、「国会の混乱は国民の意識と掛け離れている。国民のために汗をかく政治家は誰なのかをしっかり見極めていただきたい」と訴え。

 雲津の商店で奥さんに「集落のこどもは何人ですか?」と尋ね、「小学生が6人、中学生が3人で寂しくなりました」との話。
 浜の集会所では、高齢者のみなさんがカラオケの集い。目の前の街頭演説でカラオケを中断しておられたよう。お詫びしてごあいさつ。

 才では、4人の奥さん方が井戸端会議のところにお邪魔。「やっぱり身近に話せる人がいいわね」と知り合いの岩田県議とのやり取り。
 軽尾・諸喰・法田と、空き家が目立つ厳しい環境の漁村集落を久しぶりに訪ねましたが、みなさん元気に畑仕事や墓掃除などに汗を流しておられました。

 七類では、夕暮れの港で街頭。出かけていただく方もありごあいさつ。「あ~あれが岩田さん、見たことあるわ」とご主人。どっぷり暗くなり打ち止め。

 19時県連着。今日は17ヵ所の街頭で終了。通算999回となりました。