●原発ゼロ社会めざす

  鹿島町内の街頭で私(小室)から、「昨年3月11日の福島原発事故を受け、今なお16万人もの方が県内外に避難。松江市3つ分の面積が、年間線量5ミリシーベルト以上の人が住めない地域となっている」と報告。
「1年間かけて中長期のエネルギー政策を議論。国民の過半は『脱原子力依存』を望んでおり、政府は、2030年代の『原発ゼロ社会』をめざし政策を集中する方針を決めた。この実現には、生産側から一方的に電力を受け取るだけでなく、需要サイドの私たちが、電力をつくる(再生可能エネルギー)、貯める(電力貯蔵・電気自動車)、賢く消費する(スマートメーター)、電力利用に積極的に関わる意識転換が必要。
エネルギー政策の転換は経済や雇用にも関わり、電気料金の一定の値上げも含めた覚悟を持った取り組みが必要となる」と訴え。

★★★★★★★★★★★

 松江は曇り空。

  9時県連事務所で角ともこ県議と合流。押しかけた山陰中央新報の尾添大介記者の注文がつき、同行取材で鹿島町へと街宣。
  JA講武店前では恒例のイベント中のところ立ち寄り。 角県議は、「政府は昨日、『原発ゼロ社会』をめざす方針を決めた。民主党県連では、エネルギー・環境政策PTを設置し議論。岡山県真庭町の木質バイオマス利用を視察し、地域の未利用資源の活用が大事だと認識した」と報告。
  私(小室)は、「先週末通常国会が閉会し、社会保障・税一体改革法案が成立。一方、公債特例法案が廃案となり国民生活に支障が出かねない。自民党には大人の対応を求る」と報告。 『原発ゼロ社会』をめざす政府方針を説明し、加えて、「この間私は
、『東京や広島など消費地だけの視点ではなく、リスクに向き合い共生してきた地域の視点も考慮すべき』と主張してきた。今後政府の方針の下で、立地地域である島根(松江市)の経済や雇用への影響も含め議論を深めたい」とお話。
  終了後、お店のみなさんや手伝いの近所の奥さん方にあいさつ。角県議は、ゴーヤと梅干しの惣菜のつくり方を伝受してもらっていました。
  御津に入り、水産加工工場にお邪魔。10時のお茶中の休憩室の奥さん方にもあいさつ。 母衣小のPTA役員をしていた時の卒業生もすっかり大きくなって働いていました。
  浜で花壇の手入れをしておられる奥さんなどの前で街頭。 終了後ベンチで聴いていただいたご夫婦にあいさつ。奥さんは、「野田さんはようがんばっちょられる」と評価。ご主人は、「民主党はダメだ」と一言。
  片区・手結・恵曇・古浦と回った昼過ぎ、突然雨がざんざん降り出し、雷ピカピカ・どっかんでほうほうの呈で撤収。今日は、街頭5ヵ所で終了(通算980回)。

  ずぶ濡れになりながら駆け込んだ島大前のはなさかでラーメン。

 「溝口(善兵衛)知事は、『国が』『政府が』が口癖だが、原発の政府方針が決まった以上、立地県としてどうするのかという議論の場をつくるべき」と角県議。「北ヨーロッパでは、再生可能エネルギー導入に地方自治体が積極的に取り組んでいる。政府の方針が機能するのは、地方自治体の取り組みの積み上げがあるから」とお話。

  14時県連着で遊説隊は解散。 若干事務整理。雨が降り止まず、今日は早めの店終いとしました。