●スマートシティ

 三井不動産が千葉県柏市で展開する「柏の葉スマートシティ」は注目。273ヘクタール、計画人口2万6千人の土地区画整理事業で、内閣府の地域活性化総合特区の指定を受け、環境共生・健康長寿・新産業都市を構想。異なる施設間で電力融通する日本初の本格的スマートグリッド(自営送電網)を敷設。
ガス発電所や大規模蓄電池、電気自動車などを組み合わせたスマートシティを実現。ICTによる健康データの見える化など、予防医療を促進する健康長寿都市づくりを展望。こんな新たなまちづくりが必要です。

★★★★★★★★★★★

 東京は晴れ。ダニ退治のバルサンを炊き出発。

 8時総務部門会議。
 電気通信事業者協会・日本ケーブルテレビ連盟・三井不動産などから、ICT活用に対する投資減税などの要望。

 午前中政策パンフレット手直しなど事務整理。

 13時10分政治倫理・公職選挙法改正特別委員会(24分)。
 議員定数削減に向け、民主党と自民党の2案が提出されいよいよ審議。が、提出者の自民党がを欠席し他の野党も同調。民主党の小選挙区5、比例区40削減法案を樽床伸二幹事長代行が趣旨説明。

 15時30分エネルギーPT。
 大畠章宏座長から、「59回の総会で議論。今日取りまとめ、新たに設置するエネルギー・環境調査会に提言」とあいさつ。

 ▼ライフスタイル変革やコジェネ・蓄電池活用で省エネ・節電を抜本強化、▼再生可能エネルギー利用を最大限加速、▼環境負荷低減を図りつつ化石エネルギーによる安定供給を確保、▼原子力依存度をできる限り低減(40年運転制限を厳格適用)、▼電力料金の透明性の確保を提起。議論となりましたが、時間切れで中座。

 16時外務部門会議。
 外務省の小野啓一北東アジア課長から、韓国の李明博大統領の竹島上陸と国際司法裁判所提訴など対応方針の説明。私(小室)から、「毅然たる対応を支持。中長期対応が必要であり、所管組織設置など体制強化を」と要請。

 議員から、「歴代政府が50年及び腰だった背景は?」「尖閣で国際司法裁判所の提訴があればどう対応するのか?」など質問多々。
 最後に山口つよし外務副大臣が、北方領土・竹島・尖閣を含め考え方を述べました(ちょっとオフレコ)。

 17時正副幹事長会議で、衆参合同選対設置や概算要求の取り組み、会期末の国会運営方針など確認。粛々と公債特例法案、選挙制度改革法案可決をめざします。

 17時30分財務金融部門会議。TKC全国政経研究会・全国法人会など13団体から税制改正要望ヒアリング。
 日本酒造組合中央会の山本純一常務理事は、「国酒である日本酒・焼酎を製造する蔵元の経営は厳しい。今年度期限切れの租税特別措置法第87条の恒久化を」と要望。県酒造組合からも予て要望を受けており、何とかしなければなりません。

 来室の山陰中央新報の藤原基荘記者に、「政局優先で議員定数削減や公債特例法案の審議すらしない自民党より、ヤングなでしこの『のんちゃん』を取材しなきゃ」とお話。

 そそくさと帰り、U-20女子ワールドカップ「ヤングなでしこ」VSニュージーランド戦をテレビ観戦。前半よもやの2失点から落ち着いて1点を奪い、後半運動量の落ちた相手を押し込み同点。チャンスをつくりながら、惜しくもドロー。
 キャプテン『のんちゃん』の悔しさ一杯のインタビューもありました。