●3年前の今日

▼3年前の09年8月18日は第45回衆院選の告示日。半世紀にも及ぶ自民党の政権支配を取り替え、「地方と生活を立て直す」-新しい政治が始まりました。
▼しかし、鳩山総理の普天間での迷走、小沢幹事長の「政治と金」批判にさらされ、10年参院選では与野党逆転。以来自民党の政局優先の政治、民主党内のゴタゴタが顕在化。
▼11年には東日本大震災、福島原発事故、欧州信用不安など国難に見舞われ、一致して立ち向かえない政治に国民の不信が募りました。
▼野田政権は、待ったなしの社会保障の安定化・機能強化のため「一体改革」を主導。自民党・公明党の協力を得て成立にこぎつけました。
▼次期総選挙に向かい流動化する政界。政党・政治家が、めざす日本のビジョンを国民にどう示すのか。それぞれにその真価が問われています。

★★★★★★★★★★★

  松江は晴れ。

 9時岩田浩岳県議とともに県連を出て市内を街宣。 南平台・国屋・新国屋・サンディスク陽南台・比津が丘など回り、街頭7ヵ所からあいさつ(通算948回)。
  私(小室)から、「消費税は全額社会保障財源とし、暮らしに返ってくる税制とする」と一体改革に理解をお願い。「竹島問題では、直ちに首相官邸に藤村修官房長官を訪ね『毅然たる対処』を求めた。駐韓国大使の召喚となり、国際司法裁判所提訴、国会決議の動きとなった」と報告。9月8日の国会事故調報告会のご案内。
  岩田県議は、「国民に負担を求めるなら、国会議員自らが身を処すことが必要」と小選挙区5、比例区40削減の民主党方針を訴え。「竹島での国際司法裁判所への提訴は50年振り」と歴代自民党政権からの取り組みの欠如を批判。
 人影を見かけるとダッシュであいさつに駆け寄る岩田県議。若いです。

  11時50分県連に帰り、所用の岩田県議を切り離し。

  13時県連を出て支援者宅を訪ねながら雲南市へ。 山王寺では、集落のみなさんが休耕田を利用したそば植え最中。2月にそば打ちとのことで、「ぜひお越しを」と案内があり、「解散してなければ…」とお応え。みなさんお元気でした。
  遠所でたまたま伺ったお宅が郵政の方で、「上田所郵便局勤務の時に(邑南町の)お父さん、お母さんにお世話になりました」と声をかけられビックリ。ご縁は奇なものです。

  15時大東地域交流センターで足立昭二県議の後援会総会。 足立県議は、「民主県民クラブに所属し、調査活動など一緒に取り組んでいる。地域課題では、医療シンポの開催、特別支援学校の分教室設置なども進展しつつある」と一年を振り返り報告。
  私(小室)から、「足立県議は雲南・飯石の貴重な一議席。島根ではめざす政策理念は変わらない。力を合わせたい」とあいさつ。「財政や高齢化で膨らむ社会保障の現状を考えれば、一体改革は避けて通れない」と理解を訴え。
  亀井亜紀子参議院議員は、「消費税問題で国民新党を離党した。一体改革には、後期高齢者医療廃止などが含まれておらず、真の一体改革ではない」と厳しい批判。「引き続き非自民の立場でブレずに政策を実現したい」とあいさつ(※私は、「う~ん」です)。
  日本で唯一の医師免許を持った真打ち「春雨や落雷(安部正之※松江の元安部整形の先生)」氏のユーモア溢れる落語を挟み、会費制の交流会。それぞれに思いを語り元気な会となりました。