●新規就農を応援

  経営リスクを負う新規就農者に対し年額150万円を最長5年給付する「青年就農給付金」がスタート。就農準備型・法人雇用型全体で136億円を予算化。経営開始型で11856人、準備型で3597人と「いずれも倍近い要望がある」と農林水産省から報告。
月末に決定する「日本再生戦略」でも、食糧(農業)は3本柱の一つ。篠原孝元副大臣は、「中山間町村にU・Iターン就農する夫婦が年に何組かあれば、村が元気になる。定額給付金のようなバラマキでなく必要性は高い」との意見があり、補正も含め対応を模索。
島根では、162人の要望で86人が対象となり約1億円の配分。中四国9県では最も少ない対象者で残念ですが、若い就農者にはがんばってもらいたいものです。

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 東京は曇り空。
 洗濯物をしてベランダに干し出発。

  8時戸別所得補償検討WT。 農業後継者を育成する「青年就農給付金」でヒアリング。

  10時法務委員会。 滝実法務大臣が、「裁判所職員定員法改正案」の趣旨説明。 井戸まさえ議員が、AID(生殖補助医療)で既に1万人が生まれ、毎年3000人出産している状況を踏まえ、「出自を知る権利」「嫡出推定規定の見直し」など法的整備を要請。
  この委員会の鉢呂吉雄委員長を除く議席数は、民主党17、その他17と同数。他の委員会も同様で、小沢新党分裂により運営は相当厳しくなっています。

  11時前松江市議会の林干城議長が社会文教施策の要望で来室。 全国市議会議長会の社会文教委員会副委員長として厚生労働省の藤田一枝大臣政務官に面談。要望事項の説明ですが、「内容はご承知でしょうから…」と省略。
  私(小室)から、「社会保障・税一体改革により、地方に4.1兆円を配分。財源がないと何もできない」と理解をお願い。「参議院で成立してもらいたい」と林議長も期待。
 防災・減災の話から消防庁補助の防災スピーカーの話となり、「(地元の)本庄の手角・長海・枕木・上宇部尾などみんなついた。松江の歌が流れ、夏祭りの案内も公民館が放送。いいですわ」と感想。原子力防災も含め活用が期待されます。

  羽田空港で天ラーメンを食べ、14時05分発米子便で帰省(138往復)。

  16時30分県連事務所へ。メールチェックなど事務整理。

  18時北殿会館で畑尾幸生松江市議の市政報告会。地元や県OBなど多数参加。
 私(小室)から、「社会保障・税一体改革法案は、参議院で大詰めの審議となった。ぜひご理解いただきたい。関心の高い原子力問題では、来週土曜日エネルギー政策討論会を開く。事故調査や安全基準なども報告会を開く。来春市議選だが、2期活躍された畑尾さんの再選にご協力を」とあいさつ。
  畑尾市議は、「宍道幼保園のくい打ち問題で市議会と松浦正敬市長とがギクシャク。都市計画の線引き撤廃問題では、自民党の会派が割れた。中心市街地のまちづくりは大事な課題であり、土地の有効利用が図れるよう取り組んでいる。市立病院や県立プール跡地活用も課題。市議選は、現在の40議席が34議席となることが確定。がんばりたい」と市政報告。
  懇親会(会費制)もあり、あれやこれやと時節柄の話題で盛り上がりました。