●約束に努力

 3年前の衆院選で私たちは、「生活が第一」を約束。市場原理主義に傾斜した自民党が、社会保障予算を毎年2200億円削り地方交付税を5兆円減額。「これでは国民生活が立ち行かない!」と、生活と地方を立て直す約束を掲げました。
仕分けなどで年間3.7兆円の恒久財源を確保。◎高校教育無償化、◎農業の戸別所得補償、◎診療・介護報酬引き上げ、◎地方交付税1.6兆円の増額など着実に前進。
一方、9兆円もの税収落ち込みや東日本大震災・原発事故を受け、▼暫定税率の廃止を断念、▼こども手当(※新児童手当)の予算5000億円、高速道路無料化社会実験予算1200億円を復興に振り向け。できたことはしっかりお伝え。できなかったことは率直にお詫びし、さらに努力です。

★★★★★★★★★★★

  松江は晴れ。爽やかな風です。

  9時05分米子発羽田便で上京(通算137往復目)。
 飛行機から天橋立がくっきり。富士山は漆黒の山肌に残雪が一筋。世界遺産登録へ追い込みの一方、噴火の懸念も指摘されます。

  11時15分議員会館着。いつもながら溜まった書類を整理。

 12時30分全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部のなにわ一水・勝谷有史常務、松江館・村上裕司総支配人、野津旅館・齊田充代若女将が来室。 消費税の外税化や観光立国への要望を受け意見交換。私(小室)から、「国際文化観光都市・松江のキャパを増やすことが必要。ホテル白鳥やホテル宍道湖の利用制限はしないで」とお願い。

  14時民主党本部選対へ。来年任期となる衆参選挙の県連ヒアリング。
 高木義明選対委員長から島根2区の対応を聞かれ、過去の経緯を説明。「亀井久興氏の態度表明を受け、その上で本部と協議したい」との考えをお伝え。先日全国幹事長会議で候補者擁立を加速させる方針が提起されており、次期県連幹事会で2区支部の考えも聞き議論を深めます。

  16時30分シチズンシップ教育推進議連。
 政治評論家の篠原文也氏が、「日本人は、国や社会は誰かがつくってくれる『受け身意識』や『観客民主主義』が強く、投票率低下や関心の低さにっている。アメリカの学校での模擬投票、イギリスの中等学校でのシチズンシップ教育必修化、ドイツの政府機関による政治教育支援などのような主権者教育が必要」と指摘。全く同感です。

 17時院内で正副幹事長会議。 樽床伸二幹事長代行から、「参議院3名、衆議院1名の離党届けが出された。崖っぷちであり、会期末まで踏み止まることが全てに優先」と結束を訴え。 政策決定見直し検討会や豪雨対策本部の設置、定数是正の取り組みなど議論。

  17時30分経済連携PT。 桜井充座長から、「政府・民主三役会議で前原誠司政調会長が、党PTと連携し取り組むことを申し入れた」と報告。 TPPの懸念75項目について議員間議論。対等競争を求める日本のものづくり現場の実情を訴える声やISDS条項への懸念の声など。

  18時30分キャピタルホテル東急で逢坂誠二議員の「自治のカタチはこう変わる」出版記念パーティー。
 ニセコ町長を経て、総務大臣政務官として地域主権改革を主導。現在党総務部門会議座長の逢坂議員は、「欧米もそうだが、地域が元気でなければ国は強くならない。地域主権は、医療であり教育であり地域振興。国のカタチを問う課題だ」と地域主権改革にかける決意を訴え。