●福島復興再生を!

  福島復興再生基本方針案がまとまり、近日中に閣議決定予定。「福島の再生なくして日本の再生なし」の認識の下、原子力政策を推進してきた国の責任を明記。「原子力発電に依存しない福島の社会づくり、原発事故の一日も早い非常事態宣言終結に全力で取り組む」としています。
▼除染等を通じ安全・安心に暮らせる生活環境整備、▼農林水産業・商工業・観光産業再生、再生可能エネルギー、医療関連産業拠点の整備による地域経済再生、
▼地域コミュニティーの維持、県内外の避難者を含む全ての住民の絆の確保、教育・医療・介護など地域社会の再生を目標に。今なお16万人もの方が避難を余儀なくされており、一日も早い故郷への帰還・再生をみんなで支えていこうではありませんか。

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  東京は曇り。

 洗濯物をベランダに干し出発。

  10時原発事故収束対策PT。 原子力安全・保安院から、福島第一原発の廃止措置の進捗報告。1~3号機は循環冷却注水を継続。4号機は来年12月プールから使用済燃料を取り出せるよう懸命の作業中。
  現状は、原子炉等規制法に基づき30年を超える原発は10年毎に経年劣化を技術評価し、保守管理方針・保安規定を定める方針。敦賀1号機・美浜1号機が既に認可を受け40年超の運転中。今回美浜2号機が審査中で、現在38年2ヵ月の島根1号機が続きます。
 「原則40年運転規制」の法改正施行により、新基準をクリアした原子炉だけが例外的な運転延長へと制度が変わる過渡期。今後新基準の中身が重要となります。

  11時東日本復旧・復興検討PT。福島復興再生基本方針案を復興庁から説明。
  院内入口の登院表示盤が変わっており、名札を探しまごまご。席も真ん中から、議長席に向かい左端(野田総理の前の方4列目)に。西村智奈美厚生労働副大臣と「(分裂は)こういうことなのよね~」とお話。

 12時45分代議士会で樽床伸二幹事長代行から、「この事態を招いた非力をお詫びする。どんなことがあっても乗り越えなければならない。一致して対応をお願いしたい」とあいさつ。

  13時本会議。武正公一総務委員長、鉢呂吉雄法務委員長、笹木竜三安全保障委員長を議長指名で選任。

  13時30分民主党節電対策本部総会。 樽床本部長が、「人類はエネルギーをじゃぶじゃぶに使い坂道を駆け上がってきた。地球温暖化や福島原発事故を受け、文明社会全体が変わるスタート台に立っている」と節電対応のお願い。
  資源エネルギー庁から節電の取り組み報告。関西15%、九州10%、北海道・四国7%、中部・北陸・中国5%の節電要請で、大飯原発が安定稼動になれば一定軽減予定。
 札幌市はLED購入者に電子マネーをプレゼント、秋田県は節電実績の優れた家庭に企業から節電賞、富山県はWEB上で仮想のメガ節電所を建設。貢献者にギフトカードプレゼント、鳥取県は10%以上節電家庭に景品プレゼントなどの取り組みも。島根はどうでしょうか?

  事務所に帰り、来年度予算概算要求に向けた県連重点要望を整理。2時間パソコンとにらめっこで要望(案)を作成。県・市町議に照会の上、来週12日民主党陳情・要請対応本部のヒアリングに臨む予定です。

  18時羽田発米子便で帰省(135往復)。 浜松町モノレール乗り場に、「神話博しまね」をアピールする溝口知事のでっかい顔。千客万来を祈念します。