●節電に取り組もう

 政府の要請で節電の取り組みがスタート。原子力依存度が高かった関西10%(※大飯3号機の再稼動で15%から緩和)、九州10%、北海道7%、北陸・中部4%、東北・東京ゼロであり、中国は3%の要請。この夏決める2030年を目標とする「エネルギー基本計画」では、原子力依存度「0%」「15%」「20~25%」の3つの選択肢を示しており、いずれも前提は20%の節電。
暑い日が続きますが、電力会社の「電力予報」などもチェックし、ムダな電力消費の抑制に取り組むことが「脱原子力依存」の第一歩となります。なお、大飯以外の全国48基の原発の安全確認は未了。9月にも発足する原子力規制委員会が示す新しい安全基準により、厳格に審査する予定です。

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 松江は晴れ。

 7時20分くにびき大橋南詰めで朝立ち(通算761回)。
 私(小室)から、「先週26日社会保障・税一体改革8法案を衆議院可決。帰省して、経済・農業・運輸・労働など17団体を訪ね報告。日曜日は市内19ヵ所で辻立ちし、一体改革の必要性や社会保障改革の方向性を訴えた。引き続き説明に努めたい」とあいさつ。

 角ともこ県議は、「格差社会を是正する社会保障の充実が必要であり、地方にも1/3の財源が配分される」と訴え。
 自衛隊地方協力本部のみなさんが、『自衛官募集』のティッシュ配りでした。

 8時30分県連で連合などとの4者協議会。
 私から、土日連合に取り組んでいただいたプレス民主配布行動にお礼。政局動向をお話し、9月8日の会期末に向け、緊張感を持った取り組みをお願い。

 午前中ホームページ原稿作成など事務整理。
 途中大田市が、来年度予算要望にお越し。角幹事長に対応いただきました。

 12時15分●●で■■のみなさんと会食。
 県内の政治動向について意見交換。島根原発の取り扱いについて議論。

 県連に帰り、原子力・エネルギー政策について論点整理。昨年6月「論点メモ」を県連幹事会に提起していましたが、議論が進まないまま1年経過。「論点メモ」で提起していた◆津波対策、◆緊急時の電源確保、◆モニタリングポスト増設、◆独立した原子力規制組織設置、などは具体化しつつあるところ。

 民主党政権の「脱原子力依存」の基本方向を軸に、「どれだけのスピード感を持ち具体化できるか」が問題。それは、コスト負担や省エネなどを国民全体で引き受ける覚悟と行動にかかっていると考えます。
 関係者からのヒアリングなど論議の進め方も含め、次期幹事会で議論予定です。

 16時社会福祉法人みずうみの岩本久人理事長に面談。政局動向を心配しておられ、私なりの見解をお話。
 小沢一郎元代表・輿石東幹事長とは、93年の細川連立政権当時、参議院議員として共に汗を流しただけに、分裂を受け厳しい表情でした。

 夕方にかけ小沢元代表など50人(衆議院38人、参議院12人)が離党届けを提出。2003年の自由党との合併以来9年、力を合わせ政権交代を果たしましたが、残念ながら重要政策の対立で分裂となりました。
 国民のみなさまにお詫びするとともに、より厳しくなる政権運営を一つひとつ乗り越えるしかありません。

 今日最終便で上京予定でしたが、明日の国会日程立たずで延期としました。