●ギリギリの調整

 民主・自民・公明3党が、社会保障・税一体改革で協議。15日までの合意をめざしギリギリの調整。
▼消費税引き上げの方向は自民党と合意。
▼社会保障5法案中、年金の受給期間短縮、産休中の社会保険料免除、被用者年金一元化は3党でほぼ合意。
▼一方、低年金者への年金加算や短時間労働者への社会保険適用拡大、総合こども園には自民党が難色。
▼法案外で、「民主党マニフェストの新年金制度や高齢者医療制度の旗を降ろせ!」と自・公が主張。
▼加えて自民党は、独自に作成した「社会保障基本法案(骨子)」の丸のみも主張し難航。『解散』という政局と『会期末』という時間との戦いも加わり、厳しい局面です。

★★★★★★★★★★★

 松江は曇り空。肌寒いくらい。

 7時20分くにびき大橋南詰めで朝立ち(通算736回)。
 私(小室)から、社会保障・税一体改革の協議状況を報告し、「少子化・高齢化・孤立化・非正規化が進む社会の現状を是正する社会保障の機能強化が必要」と訴え。

 大飯原発3・4号機の再起動問題に触れ、「安全確認、電力需給の必要性、地元(福井県・関西広域連合)の合意を踏まえた最終局面。ストレステストすら提出されていない島根原発は、なお先の議論となる。原子力規制組織を早く立ち上げ、新たな安全基準、防災指針を示すことが必要」と報告。

 角ともこ県議は、「(石巻市にある)女川原発を視察し、敷地高15メートルで事故に至らず、津波の被災者も原発に避難。津波を防ぐ、電源を確保することが必要。視察を踏まえ、安全・防災対策を県議会で求める」と訴え。

 県連で角幹事長などと若干打ち合わせし、9時40分県連を出て川津町内をあいさつ。

 なぜか城東ふなつきFCの団員のお母さんがおられビックリ。「がんばって下さい」と激励。

 「鹿島に行く途中でポスターを見ます」と高齢の奥さんが声がけ。お聞きするとご主人が鹿島病院に入院中。骨折で寝たきりとなり、日赤で胃ろう手術をして転院とのこと。
 「頭がしっかりしているのに、物が食べられなくてかわいそう」とご苦労の様子。先日亡くなった私の父の話も交えしばし介護談議。

 42軒ほど駆け足しで歩き米子空港へ。12時25分発羽田便で上京(通算132回目)。

 17時10分法務委員会。新任の滝実法務大臣の所信聴取(15分)。

 17時30分社会保障・税一体改革調査会。細川律夫会長は、「社会保障5法案の成立を期しがんばりたい」と決意。
 長妻昭事務局長から民・自・公3党実務者協議での項目別の〇×△が示され、議員からは、「公約の新年金や高齢者医療制度を社会保障国民会議に丸投げすることは許されない」など原則論の主張。

 宿舎に帰り、ワールドカップアジア最終予選オーストラリア戦を観戦。
 FIFAランキング拮抗の2チームであり、前半はオーストラリアの空中戦に苦戦し何回もピンチ。何とか0-0で折り返し。

 後半レッドカードで一人少なくなったオーストラリアを押し込み、19分右サイドを本田が突破し、折り返しをDF栗原が合わせて先制。
 が、24分自陣ペナルティーエリア内のDF内田の反則でPKを決められ同点。

 終盤互いに決定機をつくるも決めきれず。44分栗原退場でピンチを迎えるも守り切りタイムアップ。アウェイの激闘は引き分け。貴重な勝ち点1をあげました。