●生活保護のあり方

 ある奥さんが、話題の生活保護問題について、「自分の知っている夫婦が、離婚したことにして受給している」との話。「もしもそうであれば犯罪。しっかり市役所に言っていただきたい」とお願い。
「年寄りは仕方ないが、若い人が働かないのは問題」との指摘で、「経済不況でやむを得ない事情もあるが、就労自立につなげるのが本旨であり、手一杯のケースワーカーを増やしたり専門性を高めるなど就業支援を強めたい」とお話。格差・貧困社会で苦しむ人々に適正な支援、そして不正には厳しい対応が必要です。

★★★★★★★★★★★

 松江は晴れ。

 7時20分松江市役所ポンプ場横で朝立ち(通算735回)。
 私(小室)から、「社会保障・税一体改革で民主党・自民党・公明党が協議入り。『社会保障の持続性確保と機能強化のため、消費税を含む税制改革は避けて通れない』との認識は一致。一方、社会保障では、自助努力を強調する自民党と格差是正のための公的対応を進める民主党との違いがあるが、何とかまとめたい」と訴え。

 「昨日母衣小学校での芝生化プロジェクトに参加。市内20校が既に実施し、来週には城北小学校・恵曇小学校でも芝の植え付けが行われる」と報告。

 県連に出て事務整理。

 10時自治労県本部の須田書記長が来所。関西電力大飯原子力発電所の再起動や今後のエネルギー政策で意見交換。
 「『脱原子力依存』は政権の基本方針。そのスピード感や実現可能性について、党内で侃々諤々議論中。40年運転規制法案が可決できれば(エネルギー基本計画案の4つの選択肢の一つである)2030年の原子力依存度15%への引き下げとなる」と説明。

 わが家の太陽光発電所の実績やパワーコンディショナー取り替えの経緯も説明し、「意思を持った取り組みやコストを引き受ける覚悟が必要。自治労でも、バイオマス・コージェネや小水力などのプロジェクトを提起したら…」とお話し。

 昼は駅ナカラーメン。

 13時県町村会の升田優常務理事が来所で、角ともこ幹事長と対応。
 今年度終了となる「ふるさと農道緊急整備事業」継続を政府に要請したいとのことで、北海道・山形・福島・群馬・石川・山口・島根の7道県で企画。

 私(小室)から、「知夫村の状況は承知している。総務省は交付税による事業実施はもうやらない方針でハードルは高いが努力する」とお話。各県連や民主党国会議員への働き掛けもお願い。

 14時過ぎ県連を出て市内あいさつ回り。

 古い団地の真ん中に、小さな食品&雑貨店。近くのスーパーがなくなって久しく、個人で開業され2年とのこと。おじいちゃん、おばあちゃんの憩いの場となっており、お茶をご馳走に。

 とがのたいじ元衆議院議員の大社高校時代の同級生という方がおられビックリ。悲願の政権交代でしたが、その後の混迷をお詫び。

(携帯に連絡が入り、明日の委員会は17時10分からの変則日程に。最終便での上京を明日に変更)

 庭先で草取りをしている方と立ち話。
 「大震災・原発・消費税といろいろあって大変だね~」とねぎらい。「逃げずに一つひとつ」と話しましたが、「それにしても党内が割れてちゃ~」とダメ出し。決まったことは一致して踏ん張らなければなりません。

 夕暮れまで歩き、今日は10491歩、約9キロで終了。