●あと2週間

会期末を21日に控え、あと2週間。社会保障・税一体改革特別委員会では、12・13日の中央公聴会を決定。来週には100時間超の審議となり、採決の前提は整いました。
問題は、修正協議入りを自民党・公明党が未だ拒否していることで、「採決時期を示さないと協議に応じない」とは暴論。一日も早く協議入りし、国民生活に責任を果たす結論を得ることこそ必要です。なお、参議院の審議も考えれば、一定の国会延長も不可避化か(今言うべきではありませんが…)。

★★★★★★★★★★★

東京は小雨。

10時市ヶ谷の防衛省へ。
控室で松浦正敬松江市長が、「国会はどうなりますか?」と問い。私(小室)から、「何とか一体改革を前進させたい。(消費税5%の内)1.54%は地方財源で、市長も必要性を訴えて!」とお願い。

10時30分渡部周副大臣に面談要望。
松浦松江市長から、「松江市八束町が航空自衛隊美保基地のC-1、T-400の飛行経路に入っており、騒音や事故時の懸念がある。米子・境港と同等の『特定防衛施設関連市町村』指定を」と要請。
渡部副大臣は、「美保基地については、関係者にご理解いただいてきた。基準に照らすと難しいが、新大臣とも相談し何ができるか、誠意をもって対応したい」と回答。今後現地の施設庁と協議し対応を模索する方向です。

 11時15分院内の幹事長室で、党陳情・要請対応本部の一川保夫本部長代行(元防衛大臣)と面談。藤谷光信・石橋通宏参議院議員が陪席。
 市川代行は、「住民の不安感を解消するため、防衛省としても努力が必要」と回答。

 11時45分県市長会要望で長岡秀人出雲市長、近藤宏樹安来市長が来室。
地方交付税、社会保障制度改革、土地改良事業推進などの要望。合併算定替えでは、8市全体で187億円の交付税影響と推計し、段階補正・密度補正強化による財源確保を要望。「国保で負担能力の低い人が増えている」とし、都道府県を保険者とする国保広域化の要望。

12時県の伊藤修二環境生活部長などが来室。海岸漂着ごみ対策、隠岐ジオパーク世界認定、震災ガレキ処理で要望。

13時45分社会保障・税一体改革特別委員会に田中美絵子議員の差し替えで出席(1時間)。
医療機関の仕入れにかかる消費税負担の質問に小宮山洋子厚生労働大臣は、「H元年の導入時、H9年の引き上げ時、負担が大きい部分を診療報酬で措置。高額医療機器の購入時の負担が大きいとの声もあり、中医協で過去の検証も含めて対応を検討」と回答。
「被災地に消費税を負担させるのか!」の追及に福島選出の渡部恒三議員が、「復興のためにも予算を付けて下さい」と委員席からお願い。

その後、松江市の渡部厚志水道局長、国土交通省中国整備局の二階堂義則河川部長、山陰中央新報の藤原基壮記者、新任の谷博之法務副大臣、松野信夫大臣政務官、県・出雲市の都市計画担当など来室で千客万来。

17時正副幹事長会議。
野田・小沢会談、3党幹事長会談などの状況を樽床伸二幹事長代行が報告。「社会保障の党内議論を大切に」「一致して対応を」との声多々。本日を持って衆議院正常化と国対報告。明日総務委員会で合併特例債・過疎法延長法案の審議です。

17時30分エネルギーPT・使用済み燃料等に関する検討小委員会。
米国大使館エネルギー省のジェフ・ミラー氏から、米国のエネルギー政策についてヒアリング。