●働かない国会

 第2次野田内閣が今日発足。▼国土交通大臣に羽田雄一郎参議院議員、▼防衛大臣に森本敏拓殖大学教授、▼農林水産大臣に郡司彰元農林水産副大臣、▼法務大臣に滝実副大臣、▼郵政民営化・金融担当大臣に(国民新党の)松下忠洋復興担当副大臣が就任。これで、参議院での前田武志国土交通大臣、田中直樹防衛大臣の問責決議で空転していた国会がようやく正常化の運び。
それにしても、自民党の審議拒否は衆議院も含め約1ヵ月半に及び、いくらなんでもやり過ぎ。ムダに費やされた国費は1日1億円とも言われ、働かない国会に国民の不信が募っています。


★★★★★★★★★★★


 松江は晴れ。

 7時20分松江市役所ポンプ場横で朝立ち(通算734回)。
 私から、昨日の野田・小沢会談を踏まえた政局の動向と社会保障・税一体改革の必要性、尾原ダム竣工式への出席と斐伊川治水の必要性や環境配慮などを訴え。

 角ともこ県議は、会派での5月の東北被災地視察を踏まえ、「小学校の校庭に山のように震災がれきが積まれており、とても処理できない」と広域処理の必要性を報告。女川原発も視察し、「島根原発の安全・防災対策に生かしたい」と訴え。

 その後、県連事務所でホームページ原稿作成など事務整理。

 途中県年金者連盟鹿島支部の中村栄治(元鹿島町議会副議長)・田中豊昭(元松江市議会副議長)さんが来所。
 7月3~4日50名余で皇居やスカイツリーに併せ国会見学を予定。「自民党の細田事務所とともに受け入れを」との要請。人数が多く、これは結構大変です。

 昼は駅ナカラーメン。

 午後一内閣改造の野田総理の記者会見。「社会保障税一体改革始め、諸課題を前進させたい。(国会会期末までの)これからの20日間は、日本の将来を左右する重要な時期。国会は言論の府であり、熟議の民主主義をつくりあげなければならない」との総理の訴えを聞いてあいさつ回りに。

 衣更えし『縁結びシャツ(半袖)』を着て上着なしで歩きましたが、少し風も通って心地好い天候。しかし、銀行員やJAの人に間違われるのがちょっと難点か…。

 国土交通省大橋川出張所で4月に着任した細田佳男所長にあいさつ。
 宍道湖~中海を結ぶ大橋川は延長7キロ。両岸の築堤工事が予定されています。

 民主党を応援しているというある奥さんが、「小沢さんはいけんわ、反対ばっかりして。上に立っていた人はまとめんといけん」と苦言。「あなたは小沢グループか?」といつもの問いも。

 かと思えば、「あなたは消費税に賛成ですか?」との直截な問いに、「こどもや孫のために必要!」と答えると、「そうですか」と冷たい反応。
 説明なしの白黒二択が流行りですが、なかなか厳しいところです。

 何人かから「選挙ですか?」と聞かれ、「いえいえ任期は来年です」とお応え。
 時間のある限り、事業所や家庭を回り国会報告をしたりご意見拝聴で、これも大切な仕事。選挙の有無は、かかって野党第一党である自民党次第です。

 今日は夕暮れまで歩き12083歩、約10キロでした。

 今日最終便で上京予定でしたが、所属する総務委員会、法務委員会とも結局理事懇談会で合意できず流会。急遽明日朝上京に変更しました。