●島根の声を届ける

 県の重点要望で、溝口善兵衛知事・洲浜繁達議長と民主党陳情・要請対応本部の樽床伸二本部長代行に面談。地方財政充実や社会資本整備、原発の安全対策、竹島の所管組織設置など「島根の声」を要望。
樽床代行は、「しっかり対応したい」と回答した上で、「島根県は、最も政治状況が(国政と)ねじれているところ。いらない軋轢が生じないよう対応してもらいたい」と要請。溝口知事は、「地方のことは与野党一致。私どもはそういうことはありません」との認識を示しました。

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 東京は晴れ。

 8時厚生労働部門会議で辻泰弘副大臣は、「後期高齢者医療廃止後の国保の県単位化で地方団体と意見交換。国・地方協議の場を開く方向だが、知事会は反対、市町村は賛成で異なっている」と報告。
 横幕章人高齢者医療課長から、高齢者医療制度改革会議のまとめを説明後、健保連・連合などヒアリング。明日意見集約をめざします。

 10時党幹事長室で樽床幹事長代行に面談。

 11時30分国土交通省に社会資本整備や離島振興など要望。
 吉田治副大臣は、「山陰道は3区間事業化。(江津~温泉津の)計画段階評価は今年中にやる。(浜田港)臨港道路は、今年並の予算があれば何とかなる。離島振興法で担当大臣を増やしソフト事業を拡充。定住が必要」と積極回答。

 民主党本部前は、野田・小沢会談で厳戒警備。結果は、協議不調。残り3週間で正念場です。

 12時30分町村会館で離島振興協議会総会。13回の実務者協議で離島振興法改正案をまとめた7党代表が、今国会の法改正を約束。

 13時30分厚生労働省に医療・子育て・原発防災などの要望。
 西村智奈美副大臣は、「地域医療では、診療報酬改定、地域医療支援センター、医学部定員枠確保を図った。研修医制度見直しは、検討会で今年度中に論点整理。子ども・子育て新システムは、必要なサービスが持続的に確保できるよう対応」と回答。

 私(小室)から、「梅村参議院議員に2度島根に来ていただき、自治体病院関係者と懇談。地域医療再生基金の必要性は理解してもらっている」とお話。

 14時30分経済産業省に原子力安全・防災対策について要望。
 中根康浩大臣政務官から、「適切な提言。協力して対策を進めたい。PAZやUPZなど原子力防災区域を見直し、広域の防災計画をしっかりやる。オフサイトセンターをどこに、どのような機能を持たせるか、ガイドラインをつくっている」と回答。
 終了後、固定価格買取での既存分対応を私から要請。

 15時30分院内の幹事長室で全国離島振興協議会の離島振興法改正要望にに同席。

 15時50分福田昭夫総務大臣政務官に地方財源総額の確保など要望。
 福田政務官は、「経済再生が必要であり、総合特区を全国展開したい。再募集するのでぜひチャレンジを」と要請。「出先機関の地方移譲は『まるごと』『手あげ方式』であり、できるところから。市町村には『反対しちゃダメだよ』と言っている」と強調。

 18時30分町村会館で全国離島振興協議会懇談会。山内道雄海士町長と矢田辰夫知夫村長がお見え。
 慣例で一番に駆け付けた私から来賓あいさつ。「昨年党PTで隠岐島前を視察。いただいた離島交付金・特区、高校標準法改正をみんな盛り込んだ。打越あかし事務局長の努力のたまもの。ぜひ成立を」と訴え。