●金環日触

 今朝方932年ぶりという「金環日触」を、カメラのキタムラで買った960円の日食グラスで観察。6時30分太陽に月が重なり始め、ピークは7時30分。8時30分頃まで天体ショーが続きました。丸い太陽が、ダイヤモンドリングまがいの極小三日月となり感動。
実は、私(小室)は高校生の時、地球や宇宙を科学する「地学」を専攻。地球物理学の権威である東京大学の竹内均教授(当時)のラジオ講座で勉強し、大学受験も「地学」を選択しました。地球や宇宙は、未知であるだけに興味を引き立てらる存在でした。この機に、自然環境の中で生かされている人間、取り分け課題となっている気候変動にも思いを致したところです。

★★★★★★★★★★★

 松江は晴れ。

 7時20分松江市役所ポンプ場横で朝立ち(通算732回)。
 私(小室)から、「土曜日大東町の車座集会で社会保障・税一体改革の必要性を説明。逆進性対策の質問があった」と報告。「マイナンバーが定着すれば、低所得者には給付付き税額控除で生活必需品部分の消費税をキックバックする。当面は一定額の給付。年金加算や介護保険料の割引による所得再配分も強める」と説明。

 角ともこ県議は、「非正規雇用が増えている。若い人達やこども達の働き方の改善や社会保障の安定化が必要」と訴え。「今週東北の被災地に出向き、がれきの様子や女川原発の地震被害について調査する」と報告。

 8時30分県連事務所に。ホームページ原稿作成など事務整理。

 10時過ぎ事務所を出て事業所訪問。社会保障・税一体改革の資料をお渡しし理解をお願い。

 JCでお会いしたある会社の社長は、「消費税は仕方ないですよ」と一言。高齢者の金融資産を若い世代に移転させ、内需を高める方向で一致。
 議員年金について言及があり、「国会議員も地方議員もとっくに廃止」と説明(結構誤解があります)。

 山陰自動車業健康保健組合の市川広常務は、「高齢者支援納付金が昨年度68%、今年度56%と会計の半分以上を占める。掛金率も10.5%と重い」と厳しい表情。同じく厚生年金基金の佐々木良仁常務理事は、「150億円ぐらい信託などで運用しているが、AIJはなかった」とのこと。
 いずれも一体改革の必要性は理解。

 10事業所を回り、昼は駅ナカラーメン。

 14時前事務所を出て市内あいさつへ。

 知人のお母さんの訛りから隠岐出身とわかり、あれこれ。山内海士町長はご主人の教え子だったとのことで、活躍を喜んでおられました。

 県議時代を含め20年来お世話になっている松江だけに、それなりに顔はわかってもらえありがたい限り。
 とは言え、中には、議員と聞いただけで「結構です!」とシャットアウトのお宅もあり残念。報告は議員の義務であり、選ぶのは国民の義務。双方向のやり取りで民主主義を強めていかなければなりません。

 夕方早めに切り上げ、自宅へ。妻不在のため、洗濯物を取り入れ、クリーニング物を出し、ラパンで買い物。長男と焼肉の夕食。
 自民党の審議拒否で実に10日ぶりとなる本会議が明日開会。朝便で上京です。


【節電ワンポイント】

■電化製品の裏側のラベルに「消費電力標示」があります。確認下さい。ちなみに、わが家のエアコンは2.6KW、炊飯器1.35KW、冷蔵庫36Wなど。何が電気を食うのかまず確認です。