今年は『節電の夏』。政府は、福島原発事故を受け昨年、東京電力管内に戦後2度目となる電力使用制限令を発動。製造業は土日に操業シフト、地下鉄は間引き運転やエスカレーター停止、事業所はノーネクタイなど節電ビズ。
国会では、エレベーターの間引きや冷房の28度設定、昼間の事務室・廊下の消灯、トイレの便座スイッチまで切る涙ぐましい努力で劇的な節電を達成。原発依存度の高い関西電力では今夏450万KWの電力不足予測で、政府は、節電による関西電力への融通を全国展開。
中国電力管内では5%の節電要請です。節電は、最も経済的かつ環境負荷のない電力確保策。みんなで取り組みましょう。

★★★★★★★★★★★

 松江は晴れ。

  8時県連事務所発。雲南市へ。

  9時掛合の道の駅で待ち合わせ。新緑が眩しい山々の集落は、田植えも終わり一段落の様子。
  関係者宅を訪ね、国会報告や社会保障・税一体改革の資料を配布しごあいさつ。「大変な時期ですね~」「がんばって下さい」など激励をいただきました。

 12時35分三刀屋町ドンシューで四川ラーメンセット。

  午後は三刀屋町内へ。里坊の畑(はた)は、雲海も出る高いところ。大社の稲佐の浜まで見通せ感嘆。
  今日開催中の全日本少年サッカー松江支部予選決勝トーナメントで城東ふなつきFCは、川津FCを7-1、湖南JFCを延長戦の末3-1で破り、松江支部代表4枠の内の一つをゲット。喜びのメールが入りました。

  18時雲南市大東町の阿用交流センターで社会保障・税一体改革の車座集会。 私から、人口構造の大きな変化を説明。「10兆円の財源不足という大きな穴の開いた社会保障制度の立て直しのため、こどもたちが過重な負担に苦しまないため、消費税引き上げを含む一体改革をお願いしたい」と訴え。
  ゲストの細田実雲南市議は、議会定数削減、雲南市立病院改築、市庁舎建設、加茂の温泉健康施設について報告。 以下参加者からいただいた声。
■消費税の逆進性対策をきちんと行うべき。
⇒所得の低い方には、給付付き税額控除で生活必需品の消費税分を払い戻す仕組みを考えている。マイナンバーが機能するまでは、簡素な給付を行う。また、所得再配分のための低年金者の加算なども行う。
■増税を主張すると選挙に負けるのでは?
⇒正直貧乏くじだと思うが、これは与党の責任。仮に自民党政権になっても間違いなく10%になる。問題は中身の議論。私は、働く長男、大学生の次男・三男がいるが、こどもが苦労しないために、今やらなければならないと考えている。
■TPPで農業が壊滅するのではないか?
⇒現在参加9カ国との協議中であり、交渉入りするかどうかの判断に向けた最終の党内論議をしている。コメや医療を守る基本に立って議論を進めたい。一方、島根三洋やホシザキ電機が、「対等な条件で競争ができるようにして欲しい」というのは当たり前のこと。どちらも大切なことと受け止めて対応したい。
■合併10年後から順次交付税が31億円減る。特例の延長を。
⇒要望を受け、2月の予算委員会で質問したが、なかなか厳しい。人口減による交付税減もあり、何らかの対応が必要。いずれにしても、チャラにはできない問題であり、さらに努力もお願いしたい。

 地域のみなさんと率直な意見交換。成否はわかりませんが、一つひとつ乗り越えるです。