●隠岐3日目

 西ノ島町別府港ターミナルを今年度改築予定。隠岐汽船の寄港地集約で浦郷港が廃止となり、西ノ島の玄関口は別府港だけ。混雑するターミナル整備を一昨年から町が求めていましたが、国の補助事業には「国際観光交流拠点」という高いハードルがあり、まず県の広域観光計画に位置づけ直してもらい、昨年松原仁副大臣に升谷健町長とともに面談要望。
「隠岐は世界ジオパーク登録の予定もある」など懸命に必要性を訴え。離島振興法改正の民主党PT視察に合わせ、国土交通省港湾局の担当者にも現状を見ていただき、何とか予算措置したもの。モタモタ批判をいただいていますが、正に一つひとつ乗り越えるのみです。


★★★★★★★★★★★


 海士町は曇り時々雨。

 菱浦から福井・崎・多井・御波・知々井・保々見と島の南半分をぐるっと一巡。漁村は空き家も多く、人影もまばら。
 私(小室)から、「平日は国会があり、なかなか来れませんでした」とお断りしながら、離島振興法改正の取り組みを報告。社会保障・税一体改革の必要性を訴え。

 なかなかお邪魔したことのない日須賀漁港で遊説。でっかい黒犬が出てきてビックリ。カナダ産の海難救助犬で、真冬でも港を泳いでいる寒さに強い犬だそうです。

 崎では3回の街頭。地区のみなさんの図らいでポスター掲示も(ありがたい限り)。
 「自民党政権がつくった借金だと言わんといけん!」と熱心にアドバイスもいただきました。

 13時前菱浦まで帰り隠岐牛で昼食。

 14時フェリーどうぜんで西ノ島町別府港へ。
 波止・市部・大津・小向・船越と回り、街頭から訴え。

 ある場所で原発政策について聞かれ、「原子力規制法改正で『40年廃炉』規制とすることで、代替電源を確保しながらの『脱原子力依存』が決まる。電力会社毎に原子力依存度が異なり、関西電力は電力供給力が足りず、中国電力は当面大丈夫。再稼動は、サイト毎に安全性を見極め、電力会社毎に需給を見極め、地元の理解が得られればということになる。50基全部を今動かすという話ではない」とお話。

 今日は海士町・西ノ島町合わせて18ヵ所で街頭(通算718ヵ所)。

 18時シーサイドホテル鶴丸で国政報告&社会保障・税一体改革車座集会。

 一通り国会報告をした後、「介護事業の人材確保が難しい。外国籍の人が働けるような環境整備を」「消費税を上げなければならないことはだいたいわかっている」「一律ではなく複数税率はできないのか?」「尖閣列島や竹島問題など領土を守る取り組みは?」など意見や質問をいただき意見交換。

 終了後、この3日間の取り組みを踏まえスタッフで反省会。明日一日もう一踏ん張りです。
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