●辻立ち

 黄砂で霞む松江市内を久しぶりの街宣。辻々に立ち、政権交代の成果、社会保障・税一体改革の必要性、原子力政策についてお話し。一体改革では、「誰しも負担が増えるのは嫌だが、年金・医療・介護・子育ての給付で自分達の暮らしに還ってくる目的税化を図る。これ以上こどもたちに過重な負担を押し付けないために、今やらなければならない」と訴え。
ところどころ聴きに出ていただく方もありましたが、日中の市街地は人影もまばら。「半分は自己満足の世界か」とも思いながら終日訴えました。


★★★★★★★★★★★


 松江は晴れ。

 7時20分くにびき大橋南詰めで朝立ち(通算662回)。
 「今日予定していた委員会、本会議が自民党の審議拒否で流れた。一日も早い審議入りに向けて汗をかく」と報告。

 関心の高い原発再稼動について、「安全性・必要性を見極め、関西電力大飯原発について地元に要請。地元の理解を踏まえ最終判断。島根はまだストレステストも未提出であり、当分稼動議論にならない」と報告。

 岩田浩岳県議は、昨日の全国幹事長・選挙責任者会議の様子を報告。
 「民主党政権の基本は脱原子力依存。40年を区切りに順次廃炉にしていく方針だ」と改めて説明。

 県連でホームページ原稿作成など若干事務整理後、9時30分街宣へ。
 白潟・城東・城北地区をを回り、堅町・天神町・殿町商店街やラパン母衣店・みしまや北堀店前などで演説。街宣に立つだけで懐かしい限り。

 昼はれんげで定食。

 午後は鹿島町へ。佐陀・恵曇・手結・片句・御津・大芦・川津で街宣。

 原発立地地域であり、「この地域は原子力と共生してきたが、福島原発事故を受け、安全神話は崩壊した。脱原子力依存の方針に立ち、できるだけ早く依存度を低減していく。中国電力管内は幸い電力供給余力があり、冷静かつ丁寧な議論ができる。安全性や防災対策の強化に取り組む」と訴え。

 恵曇のゲートボール場でプレーする高齢者に声をかけましたが、「介護保険料も医療保険料も上がり、年金が減った。政治がしゃんとせんからだ」と批判。
 「ご負担が増え申し訳ないが、少子・高齢化で人口構成が変わり高齢者が増えており、全県で保険料が上がった。みんなで支える保険制度であり理解いただきたい」と話ましたが、聞く耳なしの様子。

 「先送り」「そのうち何とかなる」との長年の無責任政治のツケではありますが、できるなら「高齢者より重い負担を強いられ、さらに負担が増え続けている現役世代がいる。そういう将来世代に目を向け、思いを馳せていただければ…」と心の中でつぶやいてしまいました。

 学校帰りのランドセルの小学生があちこちで手を振ってくれ、「気をつけて帰って下さい」と声がけ。

 ある障害者事業所に立ち寄り。市役所を早めに退職した方が立ち上げた施設で、魚の加工作業で収入を得る仕組み。社会保障・税一体改革への理解をお願いし、「がんばって下さい」と激励。

 17時県連事務所にバック。今日は17ヵ所で訴え(通算679回)。
 今後の日程を再度確認し、明日上京することとしました。
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